【山形県庁】過去問

山形県庁の過去問(公務員試験)をまとめています。

試験対策においては過去問から出題傾向を把握することが最重要となるため、この記事を参考にしながら対策を進めましょう。

択一試験

択一試験の例題については、下記の山形県庁公式HPよりご覧いただけます。

論文・作文試験

論文・作文試験の過去問については、山形県庁公式HPより引用しております。

大学卒業程度

山形県庁大学卒業程度の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。

【2023年度】
山形県では、県民が幸せに暮らせる社会の構築を目指し、様々な分野におけるデジタル化を推進することとしているが、あなたが考えるデジタル化を進めるべき分野を挙げ、県が取り組むべき具体的な施策について述べなさい。

【2022年度】
新型コロナウイルス感染症は県民の生活や社会・経済活動に大きな変化をもたらしたが、変化の具体例を挙げ、その変化に対し山形県が取り組むべき施策について、あなたの考えを述べなさい。

【2021年度】
近年、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現に向けた様々な施策が行われているが、施策が求められる背景と行政が取り組むべき具体的な施策について、あなたの考えを述べなさい。

【2020年度】
(1)山形県では、高等学校卒業後や大学卒業後における若者の地元定着への取組みを推進しているが、施策が求められる背景と県が取り組むべき具体的な施策について、あなたの考えを述べなさい。

(2)山形県では、県民が安全・安心を実感し、総活躍できる社会づくりのため様々な施策を推進しているが、施策が求められる背景と県が取り組むべき具体的な施策について、あなたの考えを述べなさい。

【2019年度】
(1)山形県では、人口減少対策のための様々な施策を推進しているが、人口減少の要因と人口減少がもたらす影響を明らかにしたうえで、県が取り組むべき具体的な施策について、あなたの考えを述べなさい。

(2)山形県では、山形の価値を高め、県民誰もが山形らしい豊かさを実感できる県づくりを進めているが、あなたが考える「山形らしい豊かさ」を明らかにしたうえで、それを実現するために県が取り組むべきことについて述べなさい。

【2018年度】
(1)山形県では子育てを支援するため、出会いから結婚・出産・子育てに関する施策を推進しているが、施策が求められる背景を考察し、山形県が取り組むべき効果的な施策について、あなたの考えを述べなさい。

(2)高齢化が進む中で、山形県では介護等が必要になっても安心して暮らせる社会の実現に向けた施策を推進しているが、施策が求められる背景を考察し、山形県が取り組むべき効果的な施策について、あなたの考えを述べなさい。

【2017年度】
(1)本県の文化・芸術、スポーツ、文化財について、地域の活性化につなげるためにどのように活用していくべきか、具体的な事例を一つ以上挙げ、あなたの考えを述べなさい。

(2)女性の活躍を推進するにあたっての課題を一つ挙げ、行政が取り組むべき対応策について、あなたの考えを述べなさい。

【2016年度】
(1)若い世代が地元に定着するには、地域への愛着や誇りを醸成することが大切である。地域への愛着や誇りを醸成するために山形県はどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

(2)あなたが考える「山形県の理想像」とはどのようなものか、その理想に近づくために県はどのように取り組むべきか、分野を一つ特定して考えを述べなさい。

【2015年度】
近年、農村・都市部を問わず地域コミュニティの衰退が問題となっている。その背景と生じる影響を明らかにしたうえで、その対策として行政は具体的に何をすべきか、あなたの考えを述べなさい。

【2014年度】
あなたの考える、山形県が最も優先的に取り組むべき課題とその理由を挙げ、その解決のためにとるべき対応策について具体的に述べなさい。

【2013年度】
近年、危機管理や防災対策の充実についてますます行政需要が高まってきているが、全てに対策を講じるには予算や時間の制約もありすぐに対応できない場合もある。危機管理や防災対策の実施と予算のバランスについてどうあるべきか、具体的な危機や災害の例目を挙げながら、あなたの考えを述べなさい。

【2012年度】
山形県には、他の地域に誇るべき地域資源が数多く存在している。そうした地域の宝を地域の活性化につなげていくためにはどうしたら良いか、あなたが考える地域の宝を具体的に挙げ、あなたの考え方を述べなさい。

【2011年度】
あなたの考える県民の安全・安心な暮らしとは何かを明らかにしたうえで、それを実現するための課題と対応策について述べなさい。

【2010年度】
本県の人口は減少が続き、近年、減少幅も拡大傾向にある。ついては、人口減少の背景と影響を明らかにしたうえで、人口減少対策として行政は何をすべきかあなたの考えを述べなさい。

【2009年度】
「規制緩和」の功罪について、現状を指摘しながらあなたが考える対応策について述べなさい。

【2008年度】
「グローバル化」の現状について具体的な事例を指摘しながら以下について論じなさい。

(1)「グローバル化」が我が国や地域社会に及ぼす影響について、あなたが考えるプラス面とマイナス面の両面から論じなさい。
(2)そのうえで(1)に対して我が国や地域社会がとるべき対応策について論じなさい。

高校卒業程度

【2023年度】
「心に残っている言葉」を挙げ、その言葉があなたにどのような影響を与えたか述べなさい。

【2022年度】
あなたにとって「魅力ある人」とはどのような人か、その理由も含めて述べなさい。

【2021年度】
あなたが「住みたいと思う魅力あるまち」とその理由について述べなさい。

【2020年度】
自分の考えを他者に理解してもらうために大切だと思うことは何か、あなたの経験を踏まえて述べなさい。

【2019年度】
「責任を果たすことの大切さ」について、あなたの経験を踏まえて述べなさい。

集団討論

集団討論の過去問については、山形県庁公式HPより引用しております。

【2023年度】

  1. 近年、若者による飲食店での迷惑行為を撮影した動画がSNS等に投稿・拡散される事例が相次ぎ、社会問題となっている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)若者による迷惑行為を撮影した動画の投稿が相次いでいる要因
    (2)上記(1)の要因を踏まえた迷惑行為動画の投稿を抑制するための方策
  2. 令和4年4月以降、鉄道事業者により利用者が少なく採算が合わない地方路線・区間が公表されるなど地方路線の維持・確保が課題となっている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)地域路線の経営が悪化している要因
    (2)上記(1)の要因を踏まえた不採算路線への対応策
  3. 政府は、温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにすることを目指し、地球温暖化対策計画(令和3年10月改定)において、2030年度の家庭部門の温室効果ガス排出量を2013年度比で66%削減する目標を設定している。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)家庭部門の温室効果ガス排出量削減に向けた課題
    (2)上記(1)の課題への対応策
  4. 「ChatGPT」等の文章や画像を自動的に作り出す生成AIについて、研究や利活用を進める動きがある一方、一部の学校においてレポート、論文等への活用を原則禁止するなど学校現場における生成AIの利用については様々な意見がある。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)生成AIを学校現場で活用することのメリット、デメリット
    (2)上記(1)のデメリットへの対応策
  5. 高年齢者雇用安定法が改正され、令和5年4月から企業において65歳までの雇用確保が義務化されたほか、国家公務員法、地方公務員法が改正され、公務員においても定年年齢が段階的に引き上げられるなど、高年齢者の雇用の拡大が進められている。
    ついては、次の点について検討し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)高年齢者の雇用拡大のメリット・デメリット
    (2)上記(1)のデメリットへの対応策
  6. 内閣府が行った「令和4年度青少年インターネット利用環境実態調査」によれば、専用のスマートフォンを利用している子どもの割合は、中学生で91.0%、小学生で64.0%に達するなど低年齢化が進んでいる。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)スマートフォン利用の低年齢化により生じる課題
    (2)上記(1)の課題に対する対応策
  7. 近年、国家公務員採用試験について受験申込者の減少が続いているほか、地方公務員についても、都道府県・政令指定都市の職員採用試験全体の受験申込者数が2021年度、2022年度と2年連続して減少している。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)公務員採用試験の志願者が減少している要因
    (2)上記(1)の要因を踏まえた志願者増加策
  8. 農業の従事者は減少傾向が続いているほか、65歳以上の年齢層がその大半を占めるなど、若年層の農業従事者の確保・定着が課題となっている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)若年層の農業従事者を確保するに当たっての課題
    (2)上記(1)の課題への対応策

【2022年度】

  1. 令和4年3月、公益財団法人全日本柔道連盟は、心身の発達途上にある小学生が勝利至上主義に陥ることは好ましくないとして、全国小学生学年別柔道大会を廃止すると発表した。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)小学生をはじめとした義務教育段階における全国競技大会廃止の是非
    • (2)上記(1)の結論によって生じる課題に対する対応策
  2. 政府、各自治体は、関係人口拡大や交流促進を目的に、普段の職場を離れ観光地等で休暇を楽しみながらテレワークなどで仕事もする「ワーケーション※」の普及に取り組んでいる。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)ワーケーションの普及に向けた課題
    • (2)上記(1)の課題を踏まえた対応策
    • ※ Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語
  3. 令和4年4月、プラスチック資源循環促進法が施行され、小売店、飲食店、宿泊施設等に対し、無償で配布していた使い捨てプラスチック製品(スプーン、ヘアブラシなど)の提供量削減等が義務付けられるなど、プラスチックごみ削減の取組みが強く求められている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)プラスチックごみの削減に向けた課題
    • (2)上記(1)の課題を踏まえたプラスチックごみ削減に向けた方策
  4. これまで、インターンシップ(就業体験)で取得した学生情報を採用選考活動に使用しないこととされてきたが、2024年度に卒業予定の大学生等から、一定の基準に準拠するインターンシップで取得した学生情報について、民間企業の採用選考活動に活用できることとなった。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)インターンシップで取得した学生情報を民間企業の採用選考活動に活用することのメリット、デメリット
    • (2)上記(1)のデメリットを踏まえた対応策
  5. 近年、台風、大雨等の自然災害が頻発化・激甚化しており、令和4年3月16日には福島県沖を震源とした最大震度6強の地震が発生するなど、災害時に地域住民の命とくらしを守るための防災対策が求められている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)地域における防災体制の構築に向けた課題
    • (2)上記(1)の課題を踏まえた対応策
  6. 地方において、中心市街地の空き店舗が増大し、賑わいが失われる「中心市街地の空洞化」が課題となっており、山形県においても、令和2年に百貨店が閉店するなど、中心市街地の活性化に向けた取組みが求められている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)中心市街地の空洞化の要因と活性化に向けた課題
    • (2)上記(1)の課題への対応策
  7. 令和3年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙の投票率(総務省抽出調査)は、全年代を通じた投票率が55.93%であるのに対し、10歳代が43.21%、20歳代が36.50%と若年層の投票率が低い結果となった。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)若年層の投票率が他の年齢層より低い水準となっている要因
    • (2)上記(1)の要因を踏まえた若年者の投票率を向上させるための方策
  8. 令和3年の1年間に警察が検挙した児童虐待は前年比1.9%増の2,174件、被害に遭った18歳未満の子どもは同2.2%増の2,219人と、いずれも過去最多を更新した。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)児童虐待が増加している要因
    • (2)上記(1)の要因を踏まえた児童虐待を防止するための方策
  9. 18歳、19歳の者について、令和4年4月より、民法の改正により成人年齢が18歳に引き下げられ、親の同意なしで契約を締結できることとなったほか、少年法の改正により裁判員への選任対象(実際に選任されるようになるのは令和5年から)となった。なお、飲酒、喫煙等は従来どおり20歳以上とされている。
    ついては、次の点について検討し、グループとしての意見をまとめなさい。
    • (1)成人年齢の引下げ等に伴い想定される課題
    • (2)上記(1)の課題への対応策

【2021年度】

  1. 国内では高度成長期に一斉に建設された橋やトンネルの老朽化が進行している。2018年3月現在で全国73万橋の約25%、約1万1千本のトンネルの約20%が、建設後50年以上経過しており、そのメンテナンスが問題となっている。ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)点検結果に基づき修繕を着実に実行するための課題
    (2)上記(1)を踏まえた今後の方策
  2. 仕事と家庭の調和を図るための柔軟な働き方の一つとして、官民挙げてテレワークの推進に取り組んでいる。
    また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、出勤者を減らす観点からその必要性が増大している。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)テレワークの導入を推進する上での課題
    (2)上記(1)を踏まえた対応策
  3. 多様な働き方、柔軟な働き方を推進するため、希望すれば休日を週3日取得できる「選択的週休3日制※」の導入を促進すべきとの意見がある。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)選択的週休3日制のメリット、デメリット
    (2)上記(1)を踏まえた選択的週休3日制を円滑に導入するための対応策
    ※選択的週休3日制を導入している企業には、勤務時間が減少する分給与を減額する例や、勤務日の勤務時間を延ばすことで給与を減額しない例がある。
  4. マイナンバーカードについて、政府は、2022年度末までにほぼ全国民が取得することを目標に掲げ取組進めており、2021年5月1日時点の全人口に対する交付枚数率は30.0%となっている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)マイナンバーカードの取得を促進する上での課題
    (2)上記(1)を踏まえた対応策
  5. 男性の育児参加を促進するため、令和3年6月9日、現行の育児休業制度に加え、出生時育児休業制度※の導入等を盛り込んだ、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律が公布された。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)男性の育児参加が進まない要因
    (2)男性の育児参加を促進するための対応策
    ※男性が妻の出産後8週間以内に4週間まで(2回まで分割可能)取得できる育児休業
  6. 近年、インターネット上での誹謗中傷が要因の一つと考えられる自殺事案の発生を契機に、SNS等における表現の規制や誹謗中傷への罰則を強化すべきとの意見がある。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)SNS等における表現の規制や誹謗中傷への罰則を強化する場合の課題
    (2)SNS等における誹謗中傷を防止するための対応策
  7. 現在、給与の支払い方法は、現金の直接払いか金融機関の口座への振り込み(本人の同意を得た場合)が認められている。これらに加えて、「○○ペイ」などのスマートフォンの決済アプリにデジタルマネーで給与を振り込む「給与支 払いのデジタル化」が検討されている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)給与支払いのデジタル化のメリット、デメリット
    (2)上記(1)を踏まえた給与支払いのデジタル化を円滑に進めるための対応策
  8. 近年、地方議会議員選挙において無投票当選が増加し、定数割れとなる自治体も出るなど、地方議会議員のなり手確保が課題となっている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)地方議会議員のなり手不足の要因
    (2)上記(1)を踏まえた対応策
  9. 政府は、脱炭素化を推進するため、2030年代半ばまでに乗用車の新車販売を電動車(電気自動車、燃料電池自動車、ハイブリッド自動車など)に限定する方針を打ち出している。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)2030年代半ばまでに乗用車の新車販売を電動車に限定する場合の課題
    (2)上記(1)の課題を踏まえた対応策
  10. 日本では、年間約600万t(平成30年度推計)もの食品ロス※が発生しており、その廃棄のために発生する温室効果ガスによる環境への影響も問題となっている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)日本で大量の食品ロスが発生する要因
    (2)上記(1)を踏まえた食品ロスを縮減するための対応策
    ※まだ食べられるにも関わらず捨てられている食品
  11. 教員の過重労働が問題となる中、休日の部活動の運営を教員主体から民間のスポーツクラブや芸術文化団体などに移行していく「部活動の地域移行」を進めることとされている。
    ついては、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめなさい。
    (1)部活動の地域移行によるメリット、デメリット
    (2)上記(1)を踏まえた部活動の地域移行を円滑に進めるための対応策