滋賀県庁の過去問(公務員試験)をまとめています。
試験対策においては過去問から出題傾向を把握することが最重要となるため、この記事を参考にしながら対策を進めましょう。
択一試験
択一試験の例題については、下記の滋賀県庁公式HPよりご覧いただけます。
上級
経験者採用
論文・作文試験
論文・作文試験の過去問については、滋賀県庁公式HPより引用しております。
上級
滋賀県庁上級の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。
【2023年度】
現在、県では、県北部地域(長浜市、高島市、米原市)の地域振興に力を入れて取り組んでいます。あなたが滋賀県職員となり、県北部地域の振興の担当者となったと仮定し、県北部地域の現状や課題について整理したうえで、あなたが有効と考える取組を具体的に述べてください。
【2022年度】
日本における女性の政治参画については、例えば、衆議院の女性比率が9.7%(2021年12月時点)、参議院の女性比率が23.1%(2022年3月時点)となっており、国際比較でも非常に低い水準となっています。また、地方公共団体の首長や議会においても同様の状況です。このような状況が社会にもたらす影響について言及した上で、女性の政治参画をより一層促すためにどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
【2021年度】
持続的に成長できる社会の実現のためには、女性が活躍できる環境の整備が不可欠ですが、「L字カーブ」という言葉に代表されるように、出産期を境とした女性の正規雇用率の低下が近年問題となっています。こうした状況を踏まえて、女性が正規雇用労働者として活躍していくため、行政としてどのような施策が必要と考えるか、あなたの考えを述べてください。
【2020年度】
(1)行政(専門試験型)
地域の公共交通機関は、地域住民や観光等でその地域を訪れる人々の重要な移動手段であり、生活および経済の基盤として欠かせない存在となっています。一方で、経営状況の悪化により事業継続が困難な路線や航路(以下「路線等」という。)は少なくなく、このような路線等が廃止された場合、住民生活や地域経済に多大な影響が生じることが想定されます。そこで、路線等の廃止が及ぼす影響および路線等の廃止を回避するために県が取り得る方策について、あなたの考えを述べてください。
(2)行政(専門試験型)以外
人口減少と高齢化が進み、労働人口の減少や地域活力の低下といった影響が出ている現代社会において、年齢、性別、障害の有無、国籍などを問わず多様な人々が活躍できる職場や地域づくりが重要と考えられます。多様な人々が自分の能力を発揮できる共生社会の実現に向けて、行政は今後どのようなことに取り組むべきか、あなたの考えを述べてください。
【2019年度】
滋賀県では、本年度、「健康しが」をキーワードに、私たち「人の健康」、地域や経済などの「社会の健康」、琵琶湖や山々も含めた「自然の健康」の3つの健康を柱に施策を展開しています。そこで、あなたが考える「社会の健康」とはどのようなものかを明確にした上で、それを実現するために本県はどのような施策に取り組めばよいか、あなたの考えを述べてください。
【2018年度】
琵琶湖の保全及び再生に関する法律の制定により、琵琶湖は後代に継承するべき国民的資産として位置づけられました。琵琶湖の保全再生に向けて、今後、滋賀県が目指すべき姿について、琵琶湖を「守る」ことと「活かす」こと両方の視点を踏まえながら、あなたの考えを述べてください。
【2017年度】
滋賀県では、複雑多様化する行政課題に対応するため、民間企業をはじめNPOやボランティアなど多様な主体との連携・協働を進めているところです。こうした状況を踏まえた上で、あなたが考える行政課題とその解決のための連携・協働のあり方について述べてください。
【2016年度】
滋賀県では、本格的な人口減少社会を見据え、今後、人口減少を食い止め、人口構造を安定させる取組や、人口減少の影響を防止・軽減する取組を行っていくこととしています。その一つの方策として、UIJターンを促進し、滋賀への移住者を増やす取組が考えられますが、あなたなら、この取組にどのようにアプローチし、具体的に推進していくか、考えを述べてください。
【2015年度】
女性の活躍推進が重視され、官民あげてさまざまな取組が進められているところですが、その背景にある課題や意義を踏まえた上で、実際に女性が活躍しやすい社会を実現するための具体的方策について、あなたの考えを述べてください。
【2014年度】
住民の満足度を向上させるために必要と考えられる要素をできる限り多く挙げ、そのうちの2点についての具体的方策を、滋賀県のポテンシャルも踏まえながら述べてください。その際、なぜその要素を選んだのか、その理由や背景についても記述してください。
【2013年度】
ツイッターやフェイスブック、YouTube等のソーシャルメディアの長所・短所を踏まえた上で、地方自治体における活用方法について、あなたの考えを述べてください。
【2012年度】
子どもたちが健全に成長するための環境・条件について、あなたの考えを述べてください。
【2011年度】
ある特定の分野において、あなたが思う滋賀県の「強み」と「弱み」をそれぞれ挙げ、それらを踏まえた上で、今後、県はどのような政策を行うべきか、あなたの考えを述べてください。
【2010年度】
あなたが描く滋賀県の理想像を、分野を一つ特定して述べてください。また、それに近づくために県はどうすればよいか、具体的に施策やアプローチの方法について論じてください。
【2009年度】
「ふるさと」に貢献したい、「ふるさと」を応援したいという納税者の思いを活かすことができるよう、都道府県・市区町村に対する寄附金税制が抜本的に拡充されました。寄附をしていただくためには、県内市町村を含む全国の地方公共団体の中から滋賀県を選んでいただくことが必要です。滋賀県がより多くの人から寄附の対象として選ばれるようになるために、滋賀県を魅力的と感じる方や「ふるさと」と思っていただける方を増やすにはどのようにすればよいと思いますか。あなたの考えを述べてください。
※「ふるさと」には、出身地でない地方公共団体も含まれます。
【2008年度】
地球温暖化防止のために、温室効果ガスの削減が求められています。そこで、二酸化炭素の排出を削減するために、行政が住民に協力を求めることはどのようなことがあると思いますか。また、その協力のために、行政が行うべきことは、広報活動以外にどのようなことがあると思いますか。あなたの考えを具体的に述べてください。
経験者採用
滋賀県庁経験者採用の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。
【2023年度】
本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども(以下「ヤングケアラー」という。)は、その責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまい、周囲に悩みを相談できないまま孤立してしまうことなどが問題となっています。子どもをヤングケアラーにしないために、また、ヤングケアラーが必要に応じて適切な支援を受けられる社会を実現するために県が取り得る方策について、あなたの考えを述べてください。
【2022年度】
コロナ禍に伴う社会・生活の変化などにより、地方への移住の関心が高まっています。滋賀県への移住者を増やすために必要な施策について、あなたの考えを述べてください。
【2021年度】
働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進の観点から、地方自治体の中には、ICTやAIを大幅に活用したり、定型的な業務を自動化する動きが出てきています。このような地方自治体を取り巻く状況を踏まえて、今後、地方自治体の職員はどのように変わっていくべきかについて、あなたの考えを述べてください。
【2020年度】
昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大やテレワークの普及等により、社会の在り方が「都市集中型」から「地方分散型」への転換期を迎えていると言われています。これを機に、滋賀県で地方創生を図るに当たり、県はどのような取組を行うべきか、滋賀県の特性を明確にした上で、あなたの考えを述べてください。
【2019年度】
滋賀県の人口は、2013年ごろをピークに既に減少局面にあると考えられ、今後、本格的な人口減少社会に突入していくことが予想されています。様々な問題が指摘される人口減少社会ですが、一方で、どのような点にプラスの可能性を見出すことができるか具体的に挙げて、それを実現するために滋賀県はどのような取組を進める必要があるか、あなたの考えを述べてください。
【2018年度】
地域が発展していく上で、公(行政)と民(民間企業等)の連携は大変重要となるものですが、今後、滋賀県においては公と民がどのような分野で役割分担や連携をしていくべきか、あなたの考えを述べてください。
【2017年度】
空き家や空き店舗が発生する社会的背景や、そこから将来生じると思われる課題を踏まえ、空き家または空き店舗を活用した地域活性化策について、あなたの考えを具体的に述べてください。
集団討論
集団討論の過去問については、滋賀県庁公式HPより引用しております。
上級
【2023年度】
本県の都市公園湖岸緑地は、誰でも無料で利用することができ、県内外の多くの方にバーベキューなどを楽しんでいただいていますが、放置されたごみの処理や施設の更新など、維持管理コストがかかることが課題となっています。しかし、利用に際して厳しいルールを課すなど制限を設けると、誰もが自然を楽しめる場所ではなくなる可能性もあります。そこで、
(1)景観を保ちながら、できるだけ多くの方が楽しめる湖岸緑地を維持していくための方策について、利用する一個人の立場や、維持管理を行う自治体の立場など様々な観点から議論した上で、
(2)これまでどおり無料で利用可能とするべきかどうか、グループとして意見をまとめてください。
【2022年度】
自宅から都合の良い時間にスマートフォンで県立施設の予約や補助金の申請ができるようにするなど、県民が行政サービスを利用しやすくするためには、どのような課題があるのか、また、どのようにこれを解決していくのかを討論して、結論としてまとめてください。
【2021年度】
滋賀県には、信楽陶器や湖東麻織物をはじめ、多くの地場産業がありますが、生活様式の変化による需要の減少や後継者不足などの問題を抱えています。そこで、地場産業の振興を図るため、県としてどのような対応策を取るのがよいのかについて話し合い、結論としてまとめてください。
経験者採用
【2023年度】
近年、生成AI(※)の進化は目覚ましく、民間企業、行政機関問わず、積極的な導入を図っているところです。そこで、
(1)行政機関が公務において生成AIを導入する場合の課題について議論した上で、最も重要なものを選び、
(2)その課題に対する解決策についてグループとして意見をまとめてください。
※チャットGPTに代表される、インターネット上の膨大なデータを学習して自然な文章、音声、画像などを生み出すことができるAIのことを指す。
【2022年度】
公務職場に週休3日制を導入する場合の効果および課題とその解決策について、グループで議論した上で、推進すべきか否かグループの意見をまとめてください。
【2021年度】
昨年7月に、九州で豪雨により発生した災害について、新型コロナウイルス感染症対策から、その復旧に協力する災害ボランティアを全国規模ではなく、その災害が発生した県内に限定して受け入れた結果、人出不足により住民の方々の復旧がかなり遅れるという状況が発生しました。
そこで、このような場合に、県としてどのように対応すべきかについて討論して、結論としてまとめてください。