【兵庫県庁】過去問

兵庫県庁の過去問(公務員試験)をまとめています。

試験対策においては過去問から出題傾向を把握することが最重要となるため、この記事を参考にしながら対策を進めましょう。

択一試験

択一試験の例題については、下記の兵庫県庁公式HPよりご覧いただけます。

論文・作文試験

論文・作文試験の過去問については、兵庫県庁公式HPより引用しております。

大卒程度

兵庫県庁大卒程度の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。

【2022年度】
SDGs(Sustainable Development Goals)は、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指すための2030年を年限とする国際目標で、2015 年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択されました。様々な国、地域で既に取組が始まっており、兵庫県も、SDGs 先進県として兵庫のブランド力を高めるため、「兵庫県 SDGs 推進本部」を設置しています。そこで、SDGs が掲げられた経緯や自治体が SDGs に取り組む意義を踏まえ、下記の5つの目標のうち、あなたが最も関心のあるものについて記載するとともに、その実現に向け、県としてどのような取組を行うべきか、あなたの考えを述べなさい。

<SDGs の目標(抜粋)>
目標3(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
目標7(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
目標9(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
目標 11(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
目標 13(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。

【2021年度】
人口減少や少子高齢化、自然災害の激甚化など様々な課題に直面する一方、AI(人工知能)や情報通信技術の発達など、未来につながる動きが加速化しています。こうした中、兵庫県では、今後の兵庫の未来を示す羅針盤として「兵庫 2030 年の展望」を策定し、生活、人、産業、地域のすべてがバランスした「すこやか兵庫」の実現を目指しています。そこで、「兵庫 2030 年の展望」を策定した背景や、展望の3つの基本方針及びそれに基づく主な取組の方向性を記載した上で、あなたが考える「すこやか兵庫」とはどのような社会か、また、その実現に向け、どのような取組を行うべきかを述べなさい。

【2020年度】
兵庫県では、将来にわたって活力ある地域社会を構築するため、地域創生を推進しており、今年3月には第二期の地域創生戦略を策定しました。そこで、全国的に地域創生の推進が求められるようになった背景、兵庫県における課題、兵庫県の取組の理念、戦略目標や対策等について述べるとともに、あなたが最も効果的と考える対策(兵庫県の対策に限らない)とその理由を述べなさい。

【2019年度】
近年、台風や大雨による浸水被害や土砂災害等による被害の拡大をはじめ、今後30年以内に南海トラフ地震の発生する確率が70~80%とされるなど、自然災害の脅威が高まっています。そこで、今後の自然災害に備えるにあたり、阪神・淡路大震災や近年の自然災害からの教訓を踏まえながら、防災上の課題と本県において取り組むべき施策について、あなたの考えを述べなさい。

【2018年度】
女性の活躍推進の機運がますます高まっている中、2016(平成28)年4月には、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律が完全施行されました。また、本県においても、「ひょうご男女いきいきプラン2020」を策定するなど、県民、事業者、団体等と行政が一体となって男女共同参画社会づくりに向けて取り組んでいるところです。女性の就業率を見ると、全国、本県とも上昇しているものの、2015(平成27)年の国勢調査によると、全国平均48.3%に対し、本県は45.2%(全国45位)と、依然、低い水準にあります。そこで、このような状況を踏まえ、女性の就業率を高めるために、兵庫県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。

【2017年度】
人口減少社会の到来を迎え、活力ある社会を維持していくためには、誰もがやりがいや充実感を感じて働くとともに、育児・介護や自己啓発などに取り組みやすい職場環境づくりを推進する必要があります。しかしながら、日本は世界的に見ても労働時間が長く、ワークライフバランスを実現するためには長時間労働の削減が喫緊の課題となっています。そこで、長時間労働がなくならない要因を述べるとともに、仕事と生活を両立させるために、今後、兵庫県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

【2016年度】
兵庫県では、人口減少と東京一極集中といった社会状況に対応し、地域の活力を持続させるため、「人口対策」と「地域の元気づくり」を柱とした地域創生に取り組んでいます。このために、兵庫県としてどのような課題に重点的に取り組む必要があると考えるか、その課題と具体的な方策について、兵庫県の地域特性を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2015年度】
日本は急速な人口減少と高齢化の時代を迎えています。中でも地方は、東京一極集中による東京圏への膨大な数の人口移動により加速度的に人口減少が生じ、このまま推移すると、多くの地域が将来消滅するおそれがあると言われています。そこで、人口減少が地域社会にもたらす課題を述べるとともに、持続可能な地域社会を構築していくための方策について述べなさい。

【2014年度】
兵庫県では、世帯数50戸以下、高齢化率40%以上の小規模集落が、多自然地域において330集落に達するなど、人口の地域偏在が深刻化しています。また、都市部でも、商店街をはじめとする市街地中心部の衰退や、高度経済成長期に建設された郊外のニュータウンの高齢化等が問題となっています。そこで、多自然地域、あるいは都市部のどちらか一方について、活力が失われつつある地域の現状と課題を述べるとともに、地域の再生・活性化に向けて、兵庫県としてどのように取り組んで行くべきか、あなたの考えを述べなさい。

【2013年度】
2011年(平成23年)3月に東日本大震災が発生し、その大津波が東北沿岸を襲い、自然の脅威を改めて痛感させられました。また、本年4月に淡路地域において震度6弱の地震が発生しています。今後、遠からず発生すると予測されている南海トラフ巨大地震への対策を阪神・淡路大震災の教訓や残された課題も踏まえ、計画的に講じていく必要があります。災害発生時に被害を最小限にとどめるためには、県民一人ひとりが的確に判断し行動できるよう、県民の災害対応力を高めることが望まれますが、そのために兵庫県としてどのような取り組みを行うべきか、高齢化が進む社会の現状を踏まえ、今後取り組むべき施策についてあなたの考えを述べなさい。

【2012年度】
兵庫県も人口減少時代を迎えたが、その中で、都市と農山村との人口の地域偏在が進行するなど、地域間の人口格差が拡大しつつある。このことにより地域において生じている課題について説明するとともに、兵庫県としてどのように取り組んでいけばよいか、また、あなた自身はどう取り組んでいきたいか、述べなさい。

【2011年度】
阪神・淡路大震災から得た教訓と、東日本大震災の特徴やこの震災によって判明した課題について述べるとともに、それらを踏まえて、東日本大震災以後にあなたのとった行動と、それを県政にどのように生かしていきたいか、述べなさい。

【2010年度】
平成20年版厚生労働白書によれば、日本は2005年(平成17年)から人口減少局面に入ったとされている。その原因と影響について説明するとともに、兵庫県として、今後どのように取り組んでいけばよいか、あなたの考えを述べなさい。

【2009年度】
国では今秋に消費者庁設置が予定されているが、兵庫県においては、国に先駆け、今年4月から消費者行政の全庁的な推進体制として、「兵庫県消費者行政推進本部」を立ち上げるとともに、生活消費局を設置したところである。国や県において、このような取り組みが進められている背景を説明するとともに、兵庫県として、今後、消費者行政にどのように取り組んでいけばよいか、あなたの考えを述べなさい。

【2008年度】
今年4月に地方税法改正により導入された「ふるさと納税制度」について、導入された背景と内容を説明し、制度に関するあなたの考えを述べるとともに、兵庫県としてどう対応すべきか、論じなさい。

高卒程度

【2022年度】
・論文
働き方や価値観の変化により、地方への関心が高まっています。大阪・関西万博も控えるこの機を逃すことなく、人や投資をもっと引き付けられる地域づくりを目指すため、兵庫県では「地域の価値を高める」観点から、「スポーツ・芸術文化の振興」を推進しています。そこで、スポーツ・芸術文化の持つ意義や果たす役割について述べるとともに、スポーツ・芸術文化振興のために県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。

・作文
あなたがこれまでに挑戦したことを述べ、あわせてそのことを県職員としてどのように生かしていきたいと考えているか述べなさい。

【2021年度】
・論文
兵庫県は、大都市から農山村、離島まで様々な地域で構成されており、多様な気候と風土があることから「日本の縮図」といわれています。また、歴史や産業などの違いから、摂津(神戸・阪神)、播磨、但馬、丹波、淡路の個性豊かな5つの地域に分けることができます。そこで、これら5つの地域の中から1つを取り上げ、その地域の特徴や魅力を述べるとともに、それらを更に高めるためには、県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。

・作文
あなたがこれまでに最も力を入れて取り組んだことを述べるとともに、そのことを県職員としてどのように生かしていきたいと考えているかを述べなさい。

【2020年度】
・論文
兵庫県の人口は、560万人を超えた2009年11月をピークに減少に転じ、2060年には約366万人になると見込まれています。若者の県外への流出や出生数の減少、県内における人口偏在が進めば、経済・社会の担い手の減少などにより、地域の活力が低下することから、地域の強みを活かした活性化策が必要です。そこで、兵庫県の地域の活性化に向けた課題を挙げ、それに対して、県としてどのような取組が必要か述べなさい。

・作文
あなたがこれまでの学校生活の中で得た最も大切なことについて述べ、その経験を県職員としてどのように生かしていきたいか述べなさい。

【2019年度】
・論文
ラグビーワールドカップ2019日本大会が開幕しました。2020年には東京オリンピック・パラリンピック、2021年には生涯スポーツの祭典であるワールドマスターズゲームズ2021関西が開催されるなど、大規模国際大会が続くゴールデン・スポーツイヤーズを迎えますが、兵庫県ではあらゆる世代の人々がスポーツを通じて生き生きとした生活を送ることのできる社会の実現を目指しています。そこで、スポーツが果たす役割について述べるとともに、スポーツ振興のために必要な取組について述べなさい。

・作文
あなたがこれまでに最も努力したことと、そこから学んだことを述べ、そのことを、今後、県職員としてどのように生かしていきたいか述べなさい。

【2018年度】
・論文
兵庫県では、「ひょうごツーリズム戦略」を策定し、国内および世界の人々との交流をもっと盛んにする「ツーリズムひょうご」の実現を目指し、様々な事業を展開しています。そこで、観光における兵庫県の魅力を述べるとともに、それを生かしてどのように観光の振興を図っていくべきか、あなたの考えを述べなさい。

・作文
あなたがこれまでで一番熱心に取り組んだことを述べ、あわせてその経験を県職員としてどのように生かしていきたいか述べなさい。

【2017年度】
・論文
兵庫県では、「人口減少対策」と「地域の元気づくり」との2本柱で地域創生の取組を進めており、なかでも人口減少対策の取組として、少子化対策・子育て支援は重点課題の一つとなっています。そこで、少子化が進む要因について述べるとともに、少子化対策・子育て支援について兵庫県がどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

・作文
あなたがこれまでで最も達成感を感じたことを述べ、あわせてその経験を県職員としてどのように生かしていきたいと考えているか述べなさい。

障害のある人を対象とした採用選考試験

【2022年度】
兵庫県には神戸ビーフや山田錦といった全国的にも有名な農水産物がありますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による外食需要の落ち込みやインバウンド需要の激減といった課題に直面しています。そこで、あなたが考える兵庫の農水産物の魅力を述べるとともに、それらの消費拡大に向け、県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。

【2021年度】
近年、国内において豪雨や台風等による被害が毎年のように発生しています。更に、今後30年以内に南海トラフ地震が70~80%の確率で発生することが予測されています。こうした様々な自然災害による被害を最小限にとどめるためには、自然災害の発生に備え、ハード、ソフトの両面から準備しておく必要があります。このような状況を踏まえ、県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。

【2020年度】
兵庫県の人口は、560万人を超えた2009年11月をピークに減少に転じ、2060年には約366万人になると見込まれています。20歳代の若者を中心に東京圏・大阪府への人口流出は拡大しており、都市部は人口減少が緩やかな一方、多自然地域では急速に進み、県内における人口偏在も顕在化しています。そこで、兵庫県の人口の減少や偏在が進む理由を挙げ、それに対し、県としてどのような取組が必要か述べなさい。

【2019年度】
兵庫県では、「地域がつくり、未来へつなぐまちづくり」を基本コンセプトに、瀬戸内臨海部の大都市群から多自然地域の小規模集落まで、多様な地域を持つ本県の特性を踏まえ、「安全・安心のまちづくり」「環境と共生するまちづくり」「魅力と活力あるまちづくり」「自立と連携のまちづくり」の4つテーマを掲げて、持続可能なまちづくりに取り組んでいます。そこで、あなたが考える持続可能なまちづくりについて述べるとともに、県としてどのような取組が必要か述べなさい。

【2018年度】
厚生労働省の人口動態推計によると、平成29年の日本の出生数は前年比で3万5千人減少しており、出生数の減少傾向に歯止めがかからない状況が続いています。兵庫県の出生数も平成29年は前年比で約2千人減少しており、また合計特殊出生率は、平成27年から2年連続で上昇しましたが、平成29年は前年から0.02低下し、1.47となりました。そこで、出生数等が減少している理由を挙げ、県としてどのような取り組みが必要かを述べなさい。

【2017年度】
兵庫県では、食の安全安心及び食育に関する施策を推進していますが、朝食をほぼ毎日食べる人の割合は20歳代男性51.4%、女性69.2%(H27)であり、若い世代の朝食の欠食が他の年代と比べて多いなど、若い世代の食習慣の乱れが問題となっています。また、働き盛り世代のメタボリックシンドロームの増加など、食に関する課題が多くあります。そこで、食育を推進する必要性を述べるとともに、食育の推進のために県としてどのような取組が必要か述べなさい。