【香川県庁】過去問

香川県庁の過去問(公務員試験)をまとめています。

試験対策においては過去問から出題傾向を把握することが最重要となるため、この記事を参考にしながら対策を進めましょう。

択一試験

択一試験の例題については、下記の香川県庁公式HPよりご覧いただけます。

大学卒業程度

職務経験者型

論文・作文試験

論文・作文試験の過去問については、香川県庁公式HPより引用しております。

大学卒業程度

香川県庁大学卒業程度の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。

【2023年度】
新型コロナウイルス感染症の拡大は、地域に様々な課題を与えた一方、これを契機として社会経済システムの変革が促進されつつある。今後、香川県の持続的な発展に向けて、県としてどのような取組みを進めていくべきか、あなたの考えるところを述べなさい。

【2022年度】
県民が豊かさを実感しながら安心して生活できる社会を実現するために、デジタル技術の利活用の観点から、県としてどのような取組みを進めるべきか、あなたの考えるところを述べなさい。

【2021年度】
香川県の人口が平成12(2000)年以降毎年連続で減少しており、今後の地域活力の低下などが懸念される中、「持続可能な香川県」を実現するために、県としてどのような取組みを進めるべきか、あなたの考えるところを述べなさい。

【2020年度】
香川県の「強み」と「弱み」をそれぞれ一つ挙げた上で、その「強み」を生かし、「弱み」を克服して、県の魅力を向上させるためにはどのような取組みが効果的か、あなたの考えるところを述べなさい。

【2019年度】
地域活力の向上を図るため、香川県としてどのような取組みを行うべきか、「住民」という言葉を使用して、あなたの考えるところを述べなさい。

職務経験者型

香川県庁職務経験者型の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。

【2023年度】
我が国では、少子化問題が進行しており、厚生労働省が公表している「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況」によれば、令和4年の合計特殊出生率は、全国で1.26と、前年の1.30より低下している。香川県においても、少子化が大きな問題となっており、直面する喫緊の課題の一つとして、「加速する少子化の局面打開を図る対応」を挙げ、令和5年度の当初予算においては、予算を重点配分し、同課題に対して積極的に取り組むこととしたところである。あなたが考える少子化が香川県にもたらす最も重大な問題は何か、また、その問題に対して香川県としてどのような解決策が考えられるか、あなたのこれまでの経験や知識なども踏まえつつ述べなさい。

【2022年度】
香川県では、「『みんなでつくるせとうち田園都市・香川』実現計画」の基本目標である「せとうち田園都市の確かな創造」の実現に向け、「災害に強い香川づくり」、「人口減少問題の克服、地域活力の向上」、デジタル化の推進、グリーン社会の実現等などの「社会変革への対応」に力点を置き、各種施策に取り組んでいるところである。これらの「社会変革への対応」について、具体的な課題を一つ上げるとともに、その解決にあたって、あなたがこれまでに培ってきた経験・知識・能力を生かして、香川県職員としてどのように貢献できるか述べなさい。

【2021年度】
香川県では、新たな香川づくりの指針となる次期総合計画「みんなでつくるせとうち田園都市・香川」実現計画(仮称)の素案において、「安全と安心を築く香川」、「新しい流れをつくる香川」、「誰もが輝く香川」を3つの基本方針として掲げている。(別紙「みんなでつくるせとうち田園都市・香川」実現計画(仮称)素案の施策概念図参照)これら3つの基本方針の中から、あなたが考える香川県の課題を具体的に1つ挙げ、その課題の解決に向けて、あなたがこれまでの職務の中で培った経験・知識・能力を活かして、香川県職員としてどのように貢献できるか述べなさい。

【2020年度】
香川県では、直面する大きな課題として、「災害に強い香川づくり」、「人口減少問題の克服と地域活力の向上」を挙げており、令和2年度当初予算では、「災害に強い香川づくりと人口減少問題克服・地域活力向上に着実に取り組む予算」として、これらの課題に力点を置き事業に取り組んでいるところである。「災害に強い香川づくり」、「人口減少問題の克服と地域活力の向上」のうち、具体的な課題を一つ挙げ、その解決策を述べるとともに、あなたが香川県職員として、これまでに培ってきた経験・知識・能力を活かして、どのように貢献できるか述べなさい。

【2019年度】
最近、あなたが関心を持った新聞記事やテレビ報道の中で、香川県にとって課題になっていると考えられるものを挙げ、その理由を述べた上で、その課題の解決に向けて、あなたがこれまでの職務の中で培った経験・知識・能力を活かし、香川県政にどのように貢献できるか述べなさい。

【2018年度】
香川県では、人口減少の克服と地域活力の向上を最優先課題に位置づけ、各種施策を進めているところです。あなたが考える、人口減少の克服と地域活力の向上に資する「香川県の強み」を具体的に述べるとともに、その強みをより一層高めるため、あなたがこれまでの職務の中で培った経験・知識・能力を活かし、どのように貢献できるか述べなさい。

【2017年度】
現在、我が国の人口は、減少局面に入っており、香川県においても、少子化に加え、大都市圏への人口流出もあり、人口減少が本格化しています。 地方における人口減少による弊害を挙げ、その弊害に対し、あなたが香川県職員として、これまでに培ってきた経験・知識・能力を活かして、どのように貢献できるか述べなさい。

【2016年度】
香川県政が直面している課題を1つ挙げ、その課題を解決するために、あなたがこれまでの職務の中で培った自身の経験・知識・能力を活かし、どのように貢献できるかを述べなさい。また、県民から信頼される公務員となるために何が大切かについて述べなさい。

【2015年度】
香川県では、現在策定を進めている次期総合計画(県政運営の基本指針)「新・せとうち田園都市創造計画(仮称)」の素案において、「成長する香川」、「信頼・安心の香川」、「笑顔で暮らせる香川」を三つの基本方針として、21の基本政策を掲げている。(別紙「新・せとうち田園都市創造計画(仮称)素案の概要」)三つの基本方針のうち二つの項目から、それぞれ一つの基本政策を選び、各政策に関係する香川県の課題と、具体的な解決策について、あなたの考えるところを述べなさい。

【2014年度】
あなたが考える香川県政の課題について、三つ以上具体的に述べるとともに、そのうち一つの課題をとり上げ、その解決に向けて、あなたがこれまでの職務の中で培った自身の経験・知識・能力を活かし、どのような役割を果たせるかを述べなさい。

【2013年度】
香川県の特長や現状を具体的に述べるとともに(分野は問わない)、それに関連付けて、あなたがこれまでの職務の中で培った自身の経験・知識・能力を活かして、香川県にどのような貢献ができるかをアピールしてください。

【2012年度】
これまでの職務の中で培った自身の経験・知識・能力を、香川県政にどのように活かし、どのような役割を果たしたいか述べなさい。

集団討論

集団討論の過去問については、香川県庁公式HPより引用しております。

【2023年度】

  • 大量の学習データを基に文章や画像を自動的に作り出す人工知能(AI)である「生成AI」を巡り、行政や企業の業務における活用の在り方が論点となっている。こうした新しい技術の活用に当たってのメリット・デメリットを考慮した上で、今後、県としてどのような活用方法があるか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、令和3年度から「せとうち留学」制度(全国からの生徒募集)を開始し、昨年度からは県内のすべての公立高校と県立中学校で全国から生徒を募集したり、また、新たな中高一貫校の整備について検討を進めたりしている。県内学校の特色や魅力を生かし、教育の充実と地域活性化のため、どのような取組みを進めていくべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 人口減少、少子高齢化の進展による医療需要の変化や新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響など、医療を取り巻く環境は大きく変化している。安心できる医療・介護体制を構築するために、県としてどのような取組みを進めていくべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • コロナ禍において、感染症対策等の観点から多くの事業者でテレワークの導入が進んだが、同時にフレックス制度を導入する事業者も増えてきている。こうした「場所」や「時間」にとらわれない弾力的な働き方のメリット・デメリットを考慮した上で、今後、テレワークやフレックス制度を推進していくべきかどうか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 農業の担い手不足や高齢化等により、遊休農地の増加が課題となっている。地域における農地の最適利用を推進するとともに、地域の農業の維持と農村の活性化を図るため、県としてどのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、「せとうち企業誘致100プラン」を新たに策定し、移住や関係人口の創出に繋がる戦略的な企業誘致を進めることとしている。地域の特性や強みを生かしながら、優良な製造業などの拠点整備や若者にとって魅力のある情報通信関連産業の立地を促進するために、県としてどのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 県内の観光客はコロナ禍前の水準に近づきつつあるが、観光・宿泊業界では若手がコロナ禍で離職し、人手不足が深刻化している。観光需要を回復させる一方で、労働力不足の解消にも力を入れなければならないが、県としてどのような取組みを進めていくべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 令和4年4月の道路交通法の一部改正により、全ての自転車利用者に対し、自転車の乗車用ヘルメット着用努力義務が課されることになったが、県内のヘルメット着用率は高いとは言えない状況にある。香川県は、自転車事故の死者数が全国ワースト上位であるが、自転車事故を減らすために、どのような取組みをすべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。

【2022年度】

  • 昨年6月に育児・介護休業法等が改正され、本年4月から、子の出生直後の時期における男性の柔軟な育児休業の枠組み創設など、育児休業を取得しやすい雇用環境整備が段階的に進められている。希望に応じて男女ともに仕事と育児等を両立できる社会の実現のため、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 教員の過重労働や教員不足が問題となる中、国は、来年度から休日の中学校の部活動を地域のスポーツクラブなどに段階的に移行していく方針を示している。このような「部活動の地域移行」についての課題と意義について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 医療分野のデジタル化を推進するため、国は健康診断や予防接種情報の共有、電子カルテの標準化などに省庁横断で取り組むこととしているが、デジタル技術を活用して、より高度で利便性の高い医療や福祉を提供するために、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年のテレワークの普及は、柔軟な働き方を可能とし、新型コロナウイルス感染症対策としても有効である一方、コミュニケーション不足や業務の進行管理の難しさなど、見えてきた課題もある。テレワークのメリットとデメリットを考慮した上で、今後、テレワークを推進していくべきかどうか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県は、さぬき讃フルーツ・さぬき讃ベジタブル、さぬき讃フラワーなど、県産農産物をブランド化し、県産農産物の認知度向上と消費拡大のため、さまざまな情報発信を行っている。今後、農林水産業の担い手不足が深刻となる中、農林水産業の持続的発展を図るため、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県には、高い技術力や生産シェアを誇る企業が数多く立地し、産学官連携により創出した希少糖や、多角的な商品開発などでブランド力を高めてきたオリーブなど、独自の資源を生かした特徴的な産業も存在する。今後、香川県の産業をより一層活性化するため、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 本年4月の民法改正による成年年齢の引き下げに伴い、18 歳以上になれば、親の同意がなくてもクレジットカードや携帯電話などの契約を結べたり、裁判員に選ばれる対象になるなど、若者の社会参加が進むと期待される一方、詐欺的商法による消費者被害の増加も懸念されている。こうした消費者トラブルの抑止のため、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県は自転車保有率が高く、通勤や通学、買い物など多くの人が自転車を利用している。一方で、人口 10 万人当たりの自転車事故発生件数は全国ワースト上位という状況が続いており、「香川県自転車の安全利用に関する条例」を制定して対策を講じているところである。今後、自転車利用者の交通安全意識の更なる向上を図るため、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県には 24 の有人離島があり、高齢化が進む離島での医療をいかに維持するかが重要な課題となっている中、かがわ医療情報ネットワーク(K-MIX R)の展開や、ドクターヘリの運航開始など、対策を講じているところである。今後、離島での医療体制をより一層強化していくため、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年、豪雨による洪水や土砂災害などが各地で激甚化・頻発化しており、また、南海トラフを震源とする地震・津波の被害も想定されている。災害に強いまちづくりの推進のため、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。

【2021年度】

  • 社会全体でICT(情報通信技術)化が進展している中、学校現場においても1人1台端末や校内無線LANの整備など教育のICT化が進んでいる。教育のICT化について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県には24の有人離島があるが、離島の居住人口は減少し続けており、なおかつ高齢化の進展も著しく、島内の空き家の増加や地域活動の停滞など、様々な問題が生じている。離島地域の活力向上を図るためにはどのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、健康寿命(介護を要せず健康で自立して暮らすことができる期間)を伸ばすための取組みを推進している。今後、県民の健康寿命を伸ばし、誰もが生涯を通じて健康で明るく生きがいを持って暮らせる社会の実現のために、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県内の外国人住民が増加している中、大規模災害が発生した際には、外国人は言葉や生活環境に不慣れな場合があるほか、防災についての基本的な知識や情報が不足していることも危惧される。災害時に外国人に対して円滑な支援を行うために、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では本年2月に、「気候が危機的な状況にあることを認識し、2050年までに二酸化炭素(CO₂)の排出量を実質ゼロにする」ことを目標に掲げる表明を行った。脱炭素社会の実現に向けて、どのような取り組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 県内中小企業・小規模事業者は、地域経済や地域コミュニティの中で重要な役割を担っているが、経営者の高齢化や深刻な人手不足といった課題に直面している。県内事業者の事業の継続・発展を図るため、県としてどのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 国においては、本年5月に「デジタル社会形成基本法」等が成立するとともに、9月にデジタル庁を新たに設置するなど、デジタル社会の形成に向けた施策を進めている。香川県において、デジタル技術を活用して県民の利便性の更なる向上を図るためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、新県立体育館の開設に向けて事業を進めている。新県立体育館は、多方面からアクセス可能なサンポート高松に建設予定で、最大収容人数は中四国最大級の1万人規模を見込んでいる。この新県立体育館を最大限に活用するためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県における食品ロスの現状として、一人一日当たりの発生量は全国平均を下回っているものの、年間約37,000トンの食品ロスが発生しており、県では本年3月に「香川県食品ロス削減推進計画」を策定し、令和12年度までに食品ロスを現状から8,000トン(約22%)削減する目標を掲げている。今後、食品ロスの削減を推進していくためにはどのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 東京一極集中が続く一方で、近年、豊かさの価値観の変化やテレワークの普及等により、地方移住の機運が高まりを見せている。こうした状況をチャンスと捉え、香川県への移住を促進させ地域を活性化させるためにはどのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 新型コロナウイルス感染症は、日常生活や地域の経済活動の大きな制約要因となっているが、今後、感染症が収束した後に予測される社会変化に対応するために、今からどのような対策を進めることが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会システムを見直し、資源の消費を抑制して環境負荷の少ない持続可能な循環型社会への転換を推進するためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。

【2020年度】

  • 香川県には、栗林公園、琴平、小豆島、屋島などの老舗観光地をはじめ、全国に誇れる魅力的な観光資源が多数存在しており、近年では、讃岐うどんをはじめとする食や、アート、瀬戸内海などの美しい自然が国内外から注目を集めている。一方で、香川県の県外観光客の多くが日帰り観光であるという状況を踏まえ、滞在型観光を推進していくためにはどのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 新型コロナウイルスの影響に伴う学校の臨時休校の長期化を受けて、学業の遅れを取り戻す手段として、「9月入学」への移行を求める声が上がった。最終的に国は、今年度及び来年度の導入は見送ったが、「9月入学」について、そのメリット・デメリットを挙げながら、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、「子育て県かがわ」の実現を目指し、結婚から妊娠・出産を経て子育てまでの切れ目ない様々な支援を行っている。次代を担う子どもたちを安心して生み、健やかに育てることのできる環境づくりをより一層進めていくためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、安心で暮らしやすい環境をつくり、定住の促進や地域活力の向上を図るため、急性期医療から在宅医療まで切れ目のない医療体制を構築するとともに、医師や看護師、薬剤師など医療人材の確保に取り組んでいる。切れ目のない安心な医療体制をより一層充実・強化していくためには、どのような取組みが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年の日本は売り手市場と言われ、多くの業界や企業が人材不足に悩まされているが、特に介護分野では働き手不足が深刻な状況が続いている。今後、より少子高齢化が進み、また介護需要が増加することが見込まれるが、介護人材確保のためには、どのような取組みが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 少子高齢化が進む中、高齢者が豊かな知識や経験を生かし、生きがいをもって社会参加し、地域社会の担い手となることが求められている。高齢者の社会参加の促進と生きがいづくりを今後より一層推進するためには、どのような取組みが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年、香川県における人口10万人当たりの交通事故死者数は全国ワースト上位にあり、本年は3回目となる「交通死亡事故多発緊急事態宣言」を4月に発出するなど、交通死亡事故に歯止めがかからない危機的な状況となっている。そこで、喫緊の課題である交通死亡事故の抑止について、どのような取組みが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 第1子出産を機に約5割の女性が退職するなど、多くの女性が妊娠・出産・子育てをきっかけに勤務先を辞めているが、その主な理由としては、仕事と家庭の両立が困難であることが挙げられる。こうした状況の中、女性が結婚・出産後も安心して働き続けられる環境を整え、女性が輝く社会を実現するためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年、ひきこもりの長期化・高齢化が深刻化しており、40代、50代になったひきこもりの人が、高齢化した家族と共に追い詰められ、社会的に孤立している事例が増えている。不登校や職場になじめずに仕事を辞めたなど様々な要因が背景にあると言われているが、こうしたひきこもりの人やその家族に対し、効果的な支援を行うためには、どのような取組みが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 農業、漁業、林業といった第1次産業は、古くから日本の食糧自給や国民生活を支えてきた重要な分野であるが、就業人口の減少や高齢化により、担い手不足が顕在化している。こうした状況の中、第1次産業について、担い手を確保・育成し、持続的に発展させるためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年、長時間勤務を解消し、仕事と家庭の調和を図るための柔軟で多様な働き方の一つとして、官民問わずテレワークの推進に向けた取組みが進められており、この取組みは、今年の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って広がりを見せている。こうした中、今後より一層テレワークを推進していくにあたって、考えられる課題とその対策について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 若者の大都市圏への流出に歯止めをかけ、県内定着を図るには、若者が魅力を感じる働く場が不可欠であることから、香川県では、若者の就業率が高く、将来の成長が見込める情報通信関連産業の育成・誘致に重点的に取り組むこととしている。そこで、情報通信関連分野の人材育成や企業誘致を推進するためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大が問題になる中、地震や豪雨、台風等の大規模な自然災害が発生した場合、避難や避難所生活などにおける感染拡大が懸念されている。こうした状況の中、災害から身を守りつつ感染拡大を防止するためには、どのような対策が有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • プラスチックごみによる海洋汚染が世界的に問題となっている中、日本では、今年の7月から、スーパー等で配布されるレジ袋の有料化が義務付けられるなどの対策が取られている。こうした状況において、レジ袋だけでなくプラスチックごみ全般を削減していくためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。

【2019年度】

  • 香川県は、古くから瀬戸内海の海上交通の要衝として栄え、高松都市圏を中心に支店経済のもとで四国の中枢拠点として発展してきたが、高速交通網、情報通信網の整備進展やグローバル化といった社会情勢の変化などにより、地域経済の活力低下などの課題に直面している。こうした中、香川県が四国における中枢拠点機能を向上させるためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県の人口は減少が続いており、その要因の一つとして、大学進学者の多くが県外大学へ進学し、そのほとんどがそのまま県外で就職するという現状があるが、若者の県外流出に歯止めをかけ、県内に定着してもらうには、どのような取組みが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県においても外国人労働者が今後一層増加することが見込まれるが、香川県で働く外国人と、外国人を受け入れる県民の双方が安全・安心で豊かに生活できる共生社会を実現するためには、どのような取組みが必要か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県には、「讃岐うどん」の他にも、香川漆器や丸亀うちわなどの伝統的工芸品や農林水産品等、多くの県産品があるが、「讃岐うどん」に比べると認知度がまだまだ低い状況である。こうした中、今後さらなる県産品のブランド力強化と販路拡大を図るためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県への移住者は年々増加してきているが、全国の地方自治体が移住者の増加に向けた様々な取組みを展開している中にあって、今後、香川県への移住をより一層促進していくためには、どのような取組みが効果的か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 老朽化した空き家は、倒壊の危険や衛生面、防災・防犯面などで様々な問題が発生するおそれがあり、早急な対応が必要であるが、空き家対策としてどのような取組みが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、犬や猫の殺処分率が全国ワースト上位に位置していることから、本年3月に、犬猫の譲渡の推進と動物愛護の普及啓発などを行う新たな拠点として、県・高松市の共同で「さぬき動物愛護センター」を開所した。今後、飼い犬・猫の管理や所有者不明の犬猫対策、保健所に収容される犬猫の譲渡等を推進し、犬猫の殺処分の減少を図るには、どのような取組みが有効か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。

【2018年度】

  • 瀬戸大橋は昭和63年4月に開通し、今年は開通30周年の節目の年である。そこで、今後、香川県がさらに発展していくためには、瀬戸大橋を活用したどのような施策を実施すればよいか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、農業や水産業の振興を図るため、新品種の開発やブランド化、販路開拓などに努めてきているが、今後より一層の農水産業の成長・発展のためには、どのような取組をすればよいか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 官民ともに「働き方改革」による働きやすい環境の整備や労働生産性の向上が重要な課題となっているが、今後、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実現させるためには、どのような取組を行っていくべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 保育所などの待機児童が全国的な社会問題となっており、香川県でも、待機児童数は減少してきているものの、解消するには至っていない。そこで、この問題を解決するためにはどのような対策を講ずるべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、高齢ドライバーが当事者となる交通事故を抑止するため、運転免許証を自主返納した高齢者に対する優遇制度を設けるなどの取組を実施している。一方で、都市部から離れた農山村地域では、高齢者にとって自動車は重要な交通手段である。今後、高齢化社会が進む中、高齢者の交通事故の抑止と生活利便性の確保を両立させるためには、どのような方策をとっていくべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 全国で子どもが被害者となる犯罪が後を絶たない。子どもが犯罪等に巻き込まれない環境づくりを推進するために、家庭、地域、学校、警察その他の関係機関において、どのような取組が必要であるか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 今年3月に、スポーツ庁は、中学や高校の運動部活動について、平日は2時間、休日は3時間程度までとし、休養日は週2日以上とするなどの内容の指針を策定した。このことについて、生徒、家庭、学校のそれぞれの立場や状況など多角的な観点から、あなたの意見を述べ、討論しなさい。

【2017年度】

  • 民間企業等では、朝型勤務やフレックスタイム制、テレワークの導入など、勤務時間に係る制度を見直す動きがあるが、地方公共団体の職場において同様の制度を導入するとした場合、配慮しなければならないことは何か、職員の生活面だけでなく、提供すべき行政サービスへの影響も考慮した上で、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県では、「瀬戸内国際芸術祭」を開催しているが、今後、文化、芸術の振興施策を地域活性化や交流人口の増加につなげるためには、どのような施策を実施すればよいか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 2020 年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックは、東京をはじめとした実施会場のある自治体のみならず、日本全体に多くの外国人観光客を呼び込む絶好の機会でもある。東京オリンピックの開催を香川県の活性化につなげるためには、県としてどのような取組が必要であるか、オリンピック以降の持続的な効果も含めて、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 2015 年に北陸新幹線、2016 年に北海道新幹線が開業し、全国的に新幹線の鉄道網が整備されている中、四国ではまだ新幹線の具体的な整備計画が進んでいない状況にある。四国新幹線の実現について、メリット、デメリットを挙げながら、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年、インターネット上での選挙活動が一部解禁となり、候補者は SNS や動画サイトなどを通じて有権者にアピールすることが可能となった。今後は、選挙の投票率を向上させるため、ネットで投票もできるようになればよいとの声もある。これらのことについて、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 少子高齢化が進む中、地域の活性化を図っていくには、高齢者の培ってきた知識や経験、労働意欲を生かすことも必要となる。そこで、高齢者に地域社会への参画を促し、地域の活性化を図るには、行政としてどのように取り組むべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • インバウンド消費の象徴ともいえる中国人旅行者の大量買いブームが、近年、体験型の観光へ移行したとも言われているが、今後、経済効果を安定的に継続させるためには、外国人観光客へどのような対応を行う必要があるか、地域活性化の観点も含め、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 香川県に限らず、多くの地域において人口減少問題への対応は喫緊の課題となっている。その対策の1つとして、UターンやIターンの促進が挙げられるが、香川県が実施できる施策なども示した上で、UターンやIターンの促進方策等について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 女性職員登用の枠や目標を定めることにより、女性職員を管理職に積極的に登用することについて、そのメリットとデメリット、男性視点と女性視点など、様々な角度から検討し、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロス(まだ食べられるのに廃棄される食品)を減らすことが必要となっている。このためには、どのような対応が有効であるか、消費者、事業者双方の視点で検討した上で、県としてできることは何か、あなたの意見を述べ、討論しなさい。

【2016年度】

  • 近年、児童生徒数の減少などの影響により多くの廃校が発生しており、その有効活用が求められている。公営施設への転用のほか、宿泊施設や美術館、創業支援施設など民間のアイデアを活用したものなどもあるが、地域活力の向上の観点から、廃校舎の利活用について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が、四国も含めた首都圏以外の地域に良い影響をもたらすようにするためには、各自治体においてどのような対応が必要となるか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 人口減少が進む地方においては、その対策の一つとして移住の促進に向けた各種の施策に取り組んでいるところもある。香川県もしくは県内自治体が取り組むべきこととしてどのような施策が考えられるか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 少子高齢化や過疎化等の社会情勢の大きな変化に伴い、中山間地域等においては、日常生活に不可欠な、店舗、交通、医療等、生活インフラの弱体化が問題となっている。そこで、自治体として、こうした問題に対して、どのように取り組んでいくことが望ましいか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 外国人観光客の増加に伴い、各地で宿泊施設が不足しており、その対策として政府は民泊の規制緩和について議論を進めているが、住環境の維持、既存宿泊施設の保護等の観点から厳しい規制を求める意見もある。各自治体はどのように対応すべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 平成28年度からの新しい香川づくりの指針として香川県が策定した「新・せとうち田園都市創造計画」の中で、「笑顔で暮らせる香川」の指標として、県内大学卒業生の県内就職率を平成32年度までに8.1ポイント(H26:43.9%→H32:52.0%)アップさせることとしているが、その目標達成のための方策について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 女性活躍推進法が本年4月1日から施行されているが、女性活躍の例として、従来、男性中心の職場であるようなイメージであった建設業などの職場での活躍が見られるようになってきている。今後、女性が活躍する社会にするため、男性中心のように思われていた職場に女性活躍の機会を増やすために、行政としてどのような対応をすべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 今後30年以内に70%の確率で南海トラフ地震が発生すると言われており、本県では、その対策として民間住宅耐震対策支援事業をはじめ、様々な対策を講じてきているが、今後、限られた予算の中、どのようにして南海トラフ地震への対策を進めていくべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年、企業の採用意欲が高く、いわゆる売り手市場になっていることから、学生、若者らの職業選びにおいて、労働環境が悪いイメージを持たれている業界を避ける傾向が見られ、それらの業界では若年労働者の確保に苦心している。そこで、若手の人材確保の方法について、具体的な業界を挙げた上で、人材が不足する理由とその改善策、また、行政としてどのように関わることができるか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 国際化により日本社会が多様化し、これまで以上に多くの外国人が日本に居住するようになると予想される。介護分野をはじめとした産業分野で外国人労働力に期待がかかるところも少なくないことから、居住外国人にも配慮したまちづくりをどのように進めていくべきか、あなたの意見を述べ、討論しなさい。

【2015年度】

  • 小型無人飛行機「ドローン」は、商品の配送や災害対策、報道などの分野へ利用が広がっているが、悪用された場合の危険性も問題視されるようになってきている。ドローンの技術開発と規制のあり方について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 現在、育児休業を取得している人の大部分が女性であることから、男性に対して、育児休業の取得を義務付けたり、人事評価の指標とすることについて、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • これまでの大学は、基礎研究などに力点を置いていたが、産業界ではIT(情報技術)や経営ノウハウなどの実践的な能力を身につけた人材の育成を求めている。少子化の影響で、今後、学生の確保が困難となることも懸念されるが、今後の大学教育のあり方について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 人口の減少や高齢化に伴い、空き家の増加が問題となっている。景観面だけでなく、防災面、防犯面、衛生面などから早急な対策が求められるが、所有者にとっては、利用や売却が困難であり、除却費用などの負担も大きい。効果的な空き家対策について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 「振り込め詐欺」、「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺の未然防止に向けての広報啓発活動が進められているが、被害額は増加傾向にある。特殊詐欺の背景と効果的な予防策について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 夏の朝型勤務「ゆうやけ時間活動推進(ゆう活)」が、今年から公務員を中心に始まっている。これは、長時間労働を減らすのが狙いであるが、現場の一部からは「逆に長時間労働になるのでは」との懸念も出ている。この朝型勤務について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 近年、企業戦略として、人材の持つ多様性を組織の成長に活かそうとする取組み(いわゆる「ダイバーシティマネジメント」)が注目されていますが、このことについて、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 農業従事者の高齢化や担い手不足などから耕作放棄地が全国的に増加している。政府の規制改革会議は、耕作放棄地を担い手へ集約し、農地の利用を促すことを期待して、耕作放棄地への課税強化を検討することを提言したが、このことについて、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 日本各地の観光地を訪れた外国人観光客数は、過去最高水準を更新しており、とりわけ中国人観光客による百貨店や家電店などでの「大量買い」が話題となった。訪日外国人観光客による旅行消費額の急拡大は、国内経済に力強い活力を与える要因となっていると言われるが、このことについて、あなたの意見を述べ、討論しなさい。
  • 民間有識者でつくる「日本創生会議」は今後10年間で高齢化が深刻化する東京圏から地方への移住を促すべきだと提言したが、移住先の地方公共団体からは、移住者の呼び込みにつながると歓迎する一方で、医療費や介護費用などの社会保障費の負担増大を心配する声もある。この高齢者移住策について、あなたの意見を述べ、討論しなさい。