神奈川県庁の過去問(公務員試験)をまとめています。
試験対策においては過去問から出題傾向を把握することが最重要となるため、この記事を参考にしながら対策を進めましょう。
択一試験
択一試験の例題については、下記の神奈川県庁公式HPよりご覧いただけます。
論文・作文試験
論文・作文試験の過去問については、神奈川県庁公式HPより引用しております。
大卒程度
神奈川県庁大卒程度の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。
【2023年度】
政府は、令和4年10月28日に「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を閣議決定した。そこでは、リスキリング※への支援強化など、「人への投資」の施策の拡充を掲げている。 このように「人への投資」が必要である社会的な背景や課題に触れながら、社会全体としてどのような取組が必要であるか、あなたの考えを論じなさい。
※新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること(経済産業省HPより抜粋)
【2022年度】
新型コロナウイルス感染拡大の長期化により、孤独・孤立の問題が一層深刻な社会問題となっていることを受け、政府は令和3年2月、内閣官房に孤独・孤立対策担当室を立ち上げ、政府一丸となって対策に取り組んでいる。今後、孤独・孤立対策を効果的に推進するため、社会全体としてどのような取組が必要か、目指すべき方向性を示した上であなたの考えを論じなさい。
【2021年度】
我が国で格差社会が論じられるようになって久しく、今日ではますます格差が広がっていると言われている。どのような場面で格差社会が最も強く感じられるか、また、それに対してどのように対処すればよいか、あなたの考えを述べなさい。
【2020年度】
行政(政府)の仕事は、一般的に拡大の一途をたどりがちであるが、わが国では近年、国・地方ともに財政難に陥り、行政が担う役割について見直しを求める声もあがっている。そこで、現在、わが国の地方公共団体が提供しているサービスのうち、「行政が提供しなくてもよいのではないか」又は「行政の提供している割合を減らしてもよいのではないか」と考えるものの例を挙げ、そう考える理由と、当該サービスの新たな担い手として考えられる提供主体及び提供手法について、あなたの考えを述べなさい。
【2019年度】
平成31年4月1日に施行された「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」により、人材確保が困難な状況にある産業上の分野を対象に新たな在留資格が創設され、外国人労働者の受入れが拡大されることとなった。このことに対するあなたの考えを論じなさい。
【2018年度】
厚生労働省が実施した「2016年国民生活基礎調査」によると、我が国の子どもの貧困率※は13.9%(約7人に1人)となっており、先進国の中でも高い水準にある。特に子どもがいる現役世帯(世帯主が18歳以上65歳未満の世帯)のうち、大人が一人の世帯の貧困率は50%を超えている。こうした状況の要因について考察し、それに対するあなたの考えを論じなさい。
※子どもの貧困率:17歳以下の子ども全体に占める、貧困線(等価可処分所得の中央値の半分の額)に満たない17歳以下の子どもの割合。
【2017年度】
「2016年版情報通信白書」(総務省)では、「近年の人工知能(AI)技術やロボティクスの急速な進歩によって、非定型的な知能業務や複雑な手仕事業務も将来的には機械によって代替されるとの見方が強まりつつある」と述べられている。人工知能技術やロボット工学の急速な進歩が、人々の雇用や生活に与える影響についてあなたの考えを論じなさい。
【2016年度】
ここ数年、日本を訪れる外国人観光客が急増している。我が国に多くの外国人が訪れることによる最も大きな「変化」と思うものを1つ挙げ、神奈川県は、地方自治体としてその「変化」にどう取り組んでいくべきか、あなたの考えを論じなさい。
【2015年度】
神奈川県域のように都市部又は都市周辺部に位置するところで、今後、農業(畜産業を含む)の振興に力を入れることについて、どのように考えるか。また、農業振興を行う場合に、県に求められる政策としてはどのようなものが考えられるか、あなたの考えを論じなさい。
【2014年度】
日本は「人口減少社会」に入ったといわれています。本県でも、数年後には人口減少に転じることが予測されていますが、人口減少社会における課題を一つ挙げ、その解決に向けて地方自治体が果たすべき役割についてあなたの考えを論じなさい。
【2013年度】
地域の魅力発信方法の1つとして、「地域ブランド」に係る取組みが全国の自治体で盛んになっており、数多くの「地域ブランド」が存在するようになってきている。このような状況の中、ブランドとしての価値をより高めるにはどのようにしたらよいか、あなたの考えを論じなさい。
【2012年度】
理想とする神奈川の将来像を念頭に置きながら、自治体としての神奈川県が将来どのような役割を果たしていくべきと考えるか、あなたの考えを論じなさい。
【2011年度】
東日本大震災の影響による大規模な計画停電の経験などをきっかけに、電力の需要・供給をはじめとするエネルギー問題全体の見直しが論じられている。わが国のエネルギー政策が抱える課題、及び、当該課題に対し行政はどのような取り組みをすべきかについて、あなたの考えを論じなさい。
【2010年度】
平成10年以降、全国の自殺者数は毎年3万人を超える状況が続いており、自殺対策の充実が求められているが、現状における課題と今後の対応について、あなたの考えを論じなさい。
【2009年度】
神奈川の特性を活かした観光政策を進めるうえでの課題と、県として必要な取組についてあなたの考えを論じなさい。
【2008年度】
まちづくりや福祉など多くの分野において、多様化する課題を解決していくために、県民、企業、NPO等様々な主体と行政との協働がますます盛んに行われるようになってきている。このような協働により施策が進められている具体的事例をあげるとともに、その推進において想定される問題点や考えられる対策について、あなたの考えを論じなさい。
中途採用試験
【2023年度】
(問1)これまでの職務や社会活動の中で、あなたの持つ強み(専門性、経験、スキル・資格等)を発揮して、成果をあげた経験について述べなさい。
(問2)あなたが問1で述べた強みを、本県の施策にどのように生かすことができるか、具体的に述べなさい。
【2022年度】
(問1)これまでの職務や社会活動の中で、あなたの持つ強み(専門性、経験、スキル、スキル・資格等)を発揮して、組織又は社会に貢献したと考える経験について述べなさい。
(問2)あなたが問1で述べた強みを神奈川県職員としてどのような業務に生かすことができるか述べなさい。
【2021年度】
(問1)あなたの持つ強み(職務経験、社会活動経験、スキル、資格等)を1つ挙げ、その強みを発揮して周囲の人から評価された経験について述べなさい。
(問2)あなたが問1で述べた強みを神奈川県職員としてどのような業務に生かすことができるか述べなさい。
グループワーク
グループワークの過去問については、神奈川県庁公式HPより引用しております。
【2023年度】
令和5年4月1日から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されました。同様に、日常生活の中で努力義務とした方がよい事柄について、理由を含め1つ挙げなさい。また、挙げた事柄の定着に向けてどのような取組が必要か、行政をはじめ取組主体ごとにそれぞれ説明しなさい。
【2022年度】
あなたは、神奈川県が開催するオンラインイベントの企画・立案プロジェクトのスタッフに選ばれました。グループでオンラインイベントの概要を決めた上で、その実施にあたってのオンライン独自の課題を複数挙げ、その課題にどのように対応したらよいか説明しなさい。
面接試験
神奈川県庁の面接対策や基本情報については、下記の記事が参考になると思います。