【熊本県庁】過去問

熊本県庁の過去問(公務員試験)をまとめています。

試験対策においては過去問から出題傾向を把握することが最重要となるため、この記事を参考にしながら対策を進めましょう。

択一試験

択一試験の例題については、下記の熊本県庁公式HPよりご覧いただけます。

試験の例...

論文・作文試験

論文・作文試験の過去問については、熊本県庁公式HPより引用しております。

大学卒業程度

熊本県庁大学卒業程度の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。

【2023年度】
本年5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症となり、様々な制限が緩和されている。コロナ禍によって働き方や消費行動等に変化が生じ、多様な価値観や新たな生活様式が定着しつつある中、今後の新たな社会の実現に向け、本県としてどのような取組みを進めるべきか、あなたの考えを述べなさい。

【2022年度】
あなたが考える熊本県の「めざすべき姿」はどのようなものか。また、あなたが県職員となったら、その実現のためにどのように関わっていきたいか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2021年度】
本県の人口は、平成10年を境に減少傾向にあり、令和元年時点で174.8万人となっている。このまま何も対策を講じなければ、本県の令和42年の人口は、約124.3万人となるとの推計があり、今後も減少傾向が続くことが予想されている。そこで、人口減少が本県に与える影響を挙げ、それを解消するためにどのような取組みを行うべきか、あなたの考えを述べなさい。

【2020年度】
あなたが関心を持った本県の取組みを一つ挙げ、あなたが県職員となったら、その取組みにどのように関わっていきたいか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2019年度】
熊本県では、「県民総幸福量(AKH)」という独自の指標を作成し、幸福の要因を「夢を持っている」「誇りがある」「経済的な安定」「将来に不安がない」の4つに分類し、それらをどの程度重視するかという「ウエイト」や、各分類に属する項目の「満足度」を県民アンケート調査で測定している。平成24年度から平成30年度にかけて行った調査結果から、次の点が明らかになっている。
①幸福の要因として非経済的な要因も重要であること
②地域によって求める幸福の形は異なること
そこで、あなたが県職員になったら、県民総幸福量を高めるためにどのようなことに取り組みたいか、受験する職種に関する本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2018年度】
熊本県知事は職員に対し、「皿を割ることを恐れるな」というメッセージを送り、失敗を恐れず挑戦する気持ちを持つように伝えています。そこで、あなたが県職員となったら、どのようなことに挑戦していきたいか、受験する職種に関する現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2017年度】
本県の県政運営の新たな基本方針となる「熊本復旧・復興4カ年戦略」では、「安心で希望に満ちた暮らしの創造」「未来へつなぐ資産の創造」「次代を担う力強い地域産業の創造」「世界とつながる新たな熊本の創造」という4つの方向性に沿った施策を掲げ、「災害に強く誇れる資産を次代につなぎ夢にあふれる新たな熊本の創造」を目指しています。そこで、あなたが県職員となったら、熊本の創造的復興に向けて、どのようなことに取り組みたいか、受験する職種に関する課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2016年度】
平成28年熊本地震発生以降、被災者を取り巻く環境は刻々と変化しており、今後、復旧・復興に向けて様々なニーズや課題が出てくると思われる。そこで、あなたが県職員となったら、熊本県の復旧・復興、そして更なる発展に向け、どのようなことに取り組みたいか、県民ニーズや課題等も踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2015年度】
我が国は、人口減少社会に突入したと言われるが、特に人口移動と少子化の著しい地方においては、地域における活力の低下が危惧されている。そこで、地方に人々がとどまるためにはどのような方策が有効か、また、地方に人々を呼び込むためにはどのような方策が有効か、本県の現状を踏まえて、あなたの考えを述べなさい。

【2014年度】
平成26年仕事初め式の知事訓示において、蒲島知事は「一人ひとりが知事という立場に立って、熊本の将来をどう考えるか、そのような県庁の職員になっていただきたい」というメッセージを県職員に語った。そこで、あなたが県職員となったら、熊本県民が更に幸福になるために熊本の将来をどう考え、どのように取り組みたいか、受験する職種に関する課題を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2013年度】
熊本県では、「幸せを実感できるくまもと」の実現をめざし、「幸せ実感くまもと4カ年戦略」を基本方針としてその取組を進めている。そこで、幸せを実感できる熊本県を実現するうえでの課題を挙げ、その課題に対する行政の果たすべき役割と自ら県職員となった場合にどのように取り組みたいか、あなたの考えを述べなさい。

【2012年度】
熊本県の人口は、2010年の約181万人から2035年には約151万人と約30万人が減少すると推計されている。この人口減少社会の到来に向けて、これからどのような政策が必要となるか、あなたの考えを述べなさい。

【2011年度】
くまもとの夢を実現するために、熊本県が取り組んでいる次の4つの分野の中から、あなたが最も大切だと思う分野を一つ選び、選んだ理由とその分野における理想の姿を含め、自分が県職員となったらどのように貢献することができるか、具体的に述べてください。

(1)経済上昇くまもと(産業を活性化し、稼げる県をめざします。)
(2)長寿安心くまもと(長寿を楽しみ、安心して暮らせる県をめざします。)
(3)品格あるくまもと(誰もが誇りを持てる、魅力ある県をめざします。)
(4)人が輝くくまもと(子どもたちが夢を持ち、挑戦できる県をめざします。)

【2010年度】
平成23年3月に九州新幹線が全線開業します。熊本県において、九州新幹線の開業効果を最大化するためにはどうしたらよいか、あなたの考えを述べなさい。

【2009年度】
「くまもとの夢」を実現するためにどうしたらよいか、あなたの考えを述べなさい。

【2008年度】
熊本の魅力を高め、地域を活性化するためにはどうしたらよいか論じなさい。

民間企業等経験者対象

熊本県庁民間企業等経験者対象の論文対策においては、多くの受験生に定評のある下記のコンテンツがおすすめです。

【2023年度】
近年ワーク・ライフ・バランスの実現のための取組みが注目されているが、その社会的背景を踏まえたうえで、この取組みを推進していくためには、どのような方策が効果的か、あなたの経験を踏まえながら考えを述べなさい。

【2022年度】
あなたが最近関心を持った社会問題を1つ挙げるとともに、あなたが県職員となったら、その社会問題をどのように解決していきたいか、これまでの民間企業等において身につけた知識や経験を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。

【2021年度】
本県は、令和3年3月に「新しいくまもと創造に向けた基本方針」を策定した。本方針は、「令和2年7月豪雨からの創造的復興」、「新型コロナウイルス感染症を踏まえた対応」、「熊本地震からの創造的復興」、「将来に向けた地方創生の取組み」を柱に、SⅮGsの理念を基本とし、持続可能な「新しいくまもと」の創造を目指すものである。このような状況において、あなたが県職員となったら「新しいくまもと」の創造に向けてどのようなことに取組みたいか、民間企業等において身につけた知識や能力を踏まえ、具体的に述べなさい。

【2020年度】
今後の熊本県政を進める上で重要と考える課題を挙げ、その課題を解決するために、あなたが職務経験で得た知識や能力をどのように生かせるか、あなたの考えを述べなさい。

【2019年度】
熊本県では、1998年から総人口が減少しており、少子化対策や地方創生の取組等を行うだけでなく、人口減少社会を前提とした社会の仕組みづくりの検討も必要となっている。県の財政規模についても、縮小せざるを得ない状況が予想され、現在よりも少数の職員でいかに行政サービスを維持・向上するかを考えていく必要がある。このような状況において、あなたが民間企業等において身につけた知識や能力を県行政にどのように活かしていきたいか、あなたの考えを述べなさい。

【2018年度】
熊本県知事は職員に対し、「皿を割ることを恐れるな」というメッセージを送り、失敗を恐れず挑戦する気持ちを持つように伝えています。そこで、あなたが県職員となったら、民間企業等において身につけた知識や能力を活かし、県行政のどのような分野で、どのようなことに挑戦していきたいか、その分野における本県の現状や課題を踏まえ、具体的に述べなさい。

【2017年度】
本県は、「熊本復旧・復興4カ年戦略」に基づき、「安心で希望に満ちた暮らしの創造」「未来へつなぐ資産の創造」「次代を担う力強い地域産業の創造」「世界とつながる新たな熊本の創造」という4つの方向性に沿った施策に取り組んでいます。そこで、あなたが、民間企業等において身につけた知識や能力を活かし、県行政のどのような分野で、どのように寄与できるのか、その分野における本県の現状を踏まえて、具体的に述べなさい。

【2016年度】
あなたは、民間企業等において身につけた知識や能力を活かし、県行政のどのような分野で、どのように寄与できるのか、その分野における本県の現状を踏まえて、具体的に述べなさい。

【2015年度】
民間企業等において、あなたが身につけた知識や能力を述べた上で、それを県行政のどの分野で、どのように活かしていきたいか、その分野における本県の現状を踏まえて、具体的に述べなさい。

【2014年度】
民間企業等において、あなたが身につけた知識や能力を述べた上で、県職員となったら、県民のために県行政のどのような分野で、その知識や能力を発揮し活躍することができるか、あなたの考えを述べなさい。

集団討論

集団討論の過去問については、熊本県庁公式HPより引用しております。

【2023年】

  • 大雨等により自治体が住民に避難を勧告しても、実際に避難されない方が多いことが問題となっています。住民を確実に避難行動に移すためには、どのように災害情報を提供すればよいか、グループ内で討論してください。
  • 厚生労働省が発表した令和3年度のデータによると、女性の育児休業取得率は85.1%、男性の育児休業取得率は13.9%と男女の育児休業取得率に大きな差があります。男性の育児休業取得を推進していくためにはどのような取組みが効果的か、グループ内で討論してください。
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大等を契機に、働き方や価値観などが変化し、地方移住への関心が高まってきています。今後、本県への移住定住を進めていくためには、どのような取組みが効果的か、グループ内で討論してください。
  • 公務員試験の申込者数が減少しつつある昨今、申込者数の増加を図るためにはどのような取り組みが必要か、その原因を踏まえ、グループ内で討論してください。
  • 「魅力ある働きやすい職場」にするためにはどのような取組みが必要か、グループ内で討論してください。
  • 高齢化率が50%を超えるなど、少子高齢化や人口減少が進行している、いわゆる「限界集落」において、その地域が抱える課題を挙げ、どのような取組みが必要か、グループ内で討論してください。
  • 厚生労働省が発表した令和2年度における新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率は、新規大卒就職者31.2%となっています。早期離職の要因は様々ですが、若者の働くことへの意識の変化が考えられます。早期離職を減らすためにどのような取組みが必要か、グループ内で討論してください。
  • 誰も住んでいない状態の家(空き家)が全国的に増加傾向にあります。地域振興の観点から空き家をどのように活用する取組みが有効であるか、グループ内で討論してください。
  • 本県では、進学や就職を機に都市部へ転出する若者の県外流出が課題となっています。若者の地元定着を促進するため、県としてどのような取組みが必要か、グループ内で討論してください。
  • インターネットやSNSを通じて子どもが事件や犯罪に巻き込まれる事案が数多く発生しています。子どもをそのような事件等に巻き込ませないための防止策について、グループ内で討論してください。
  • 令和3年度に全国の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は、20万件を超え過去最多となりました。核家族化や共稼ぎ世帯の増加など家族構成が変化する中、子どもたちが安心して暮らせる社会の実現に向けて、どのような取組みが必要か、グループ内で討論してください。
  • 子どもたちが多くの本に出会い、感性や想像力を育むことを目的に、令和6年春に「こども図書館」が県立図書館横にオープン予定です。しかし、近年、様々なメディアの普及等により読書をする機会が減っている現状もあります。子どもの読書習慣を定着させるには、どのような取組みが必要か、グループ内で討論してください。

【2022年】

  • 大手外国企業による熊本での新工場建設等に伴い、今後ますます多くの外国人の方が熊本で生活されることとなりますが、その方々にとってより住みやすい熊本になるために、本県としてどのような取組みが必要であるか、グループ内で討論してください。
  • 熊本地震からの復興プロジェクトの一環として、被災した各地に人気漫画ワンピースの「麦わらの一味」の像を設置することとしており、10体目となる「ジンベエ像」が、本日宇土市に設置されました。ワンピース像の活用を通じて県全体の交流人口拡大につなげるため、本県としてどのように取り組んでいくべきか、グループ内で討論してください。
  • 新型コロナウイルス感染症の感染拡大等による地方移住への関心の高まりを踏まえ、本県への移住定住を推進するためには、どのような取組みが効果的であるか、グループ内で討論してください。
  • 男性の育児休業取得促進等を目的に、令和3年6月に「育児・介護休業法」が改正され、令和4年4月から段階的に施行されています。男性の育児参加が進まない背景を踏まえながら、男性の育児参加を促進するための取組みについて、グループ内で討論してください。
  • 日本では、本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量が年間570万t(令和元年度推計値)発生しており、1⼈当たりに換算すると1年で約45kgの量となります。食料資源の有効利用や地球温暖化の抑制につなげるためには、食品ロスを減らす必要がありますが、どのような対策が有効であるか、グループ内で討論してください。
  • 近年、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現に向けた様々な施策が行われていますが、施策が求められる背景と行政が取り組むべき具体的な施策について、グループ内で討論してください。
  • 近年、熊本地震や令和2年7月豪雨のような大規模災害が頻発する中で、県民一人ひとりの防災意識を高めるためには、どのような取組みが有効であるか、グループ内で討論してください。
  • 熊本県人口ビジョンによると、このまま何も対策を講じなければ、2060年の熊本県の人口は124.3万人まで減少するとされています。人口減少が本県に与える影響を踏まえながら、必要な取組みについて、グループ内で討論してください。
  • 熊本には、「ロアッソ熊本」「熊本ヴォルターズ」「火の国サラマンダース」の3つのプロスポーツチームが本拠地を置いており、交流人口の拡大や地域コミュニティの醸成、賑わいの創出など、様々な効果を県民にもたらしています。今後、スポーツを通じた地域の活性化を図るにあたり、本県としてどのように取り組んでいくべきか、グループ内で討論してください。
  • 熊本県のPRキャラクター「くまモン」が100年後も愛される存在であるために、現状の課題やその解決策、新たな取組みの提案等について、グループ内で討論してください。
  • 熊本県産の食品のブランド力を高め、全国、そして世界に広めていくためにはどのような取組みが有効であるか、グループ内で討論してください。

【2021年】

  • 「自家用車ナンバーの偶数・奇数によって、日替わりで都市部への車の乗り入れを規制してはどうか」という意見について
  • 「救急車の要請を有料にしてはどうか」という意見について
  • 「渋滞緩和のため、通勤時間帯の公共交通機関の利用運賃を割引してはどうか」という意見について
  • 「75歳以上の高齢者が所有している自動車運転免許証の返納を義務化してはどうか」という意見について
  • 「ガソリン車の販売を規制し、新車販売をZEVに限定してはどうか」という意見について
  • 「公共料金や公共施設の入場料等の支払いについて、キャッシュレス化を進めてはどうか」という意見について
  • 「県内企業において、外国人労働者の雇用を積極的に進めるべきである」という意見について
  • 「RPAやAIを活用し、自治体の窓口業務の自動化を進めてはどうか」という意見について
  • 「18歳未満の者がSNSを利用する際に、個人情報の登録を義務化してはどうか」という意見について
  • 「小学生が携帯電話を所有することを規制してはどうか」という意見について

【2020年】

  • AIやICT、ビッグデータなどの先端技術が新たなビジネスを生み出し、テクノロジーによる社会の効率化は、今後、益々加速していくことが予想されます。この先端技術をどのように活用すれば、地域経済の活性化や地域課題の解決に繋げることができるか、グループ内で討論してください。
  • 4年前の熊本地震の発生により、阿蘇へのアクセスルートが遮断されましたが、これまでの復旧作業が実を結び、阿蘇へのすべての幹線道路及びJR豊肥本線の運転が再開される見込みとなりました。アクセスルートの復旧を契機として、阿蘇地域の観光振興につなげるための方策について、グループ内で討論してください。
  • 熊本都市圏は通勤・通学時間帯の交通渋滞が著しい地域ですが、渋滞を緩和させる方策について、どのような取組みが効果的であるか、グループ内で討論してください。
  • キャッシュレス決済は利便性が高い反面、個人情報の管理や高齢者による利用の難しさなどの課題もあります。現在、本県のキャッシュレス決済の比率は、全国平均を下回っていますが、今後、キャッシュレス決済を普及させるためには、どのような取組みが有効であるか、グループ内で討論してください。
  • 全国的に農業の担い手不足などによる耕作放棄地の増大が問題となっていますが、本県において解決するための有効な施策について、グループ内で討論してください。
  • 本県を訪れる外国人は近年増加傾向にありましたが、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今年度は大きく落ち込むことが予想されます。今後、本県を訪れる外国人旅行者数の回復を図るには、どのような方策が有効であるか、グループ内で討論してください。
  • 昨年4月から外国人材の受け入れの新たな制度がスタートしたことにより、今後、農業や県内企業における外国人労働者の受入れが大きく拡大することが予想されます。労働力の確保に繋がる反面、コミュニケーションの問題への対応など、解決すべき課題も多くあります。本県として外国人労働者と共生していくためには、どのような取組みが有効であるか、グループ内で討論してください。
  • 労働人口の減少や新型コロナウイルスの感染拡大などを背景に、テレワークやフレックスタイム制など、働き方の多様化が注目されていますが、県内企業にはまだ十分に浸透していないのが現状です。県内企業に対し、多様な働き方を推進していくための方策について、グループ内で討論してください。
  • くまモンのイラストを使った関連商品の売上げが、1,500億円(2019年)を超え、2011年からの9年間で売上高の累計は8,100億円を超えました。今後、本県の魅力を国内外に発信し、更なる経済効果を生み出すためには、くまモンの活動をどのように進めていくべきか、グループ内で討論してください。
  • 近年、食べられる食品が消費されずに廃棄される「食品ロス」が問題となっており、資源の有効活用や、環境負荷の観点からも「食品ロス」の削減を図ることが必要です。この「食品ロス」の削減のために、どのような取組みを推進していくべきか、グループ内で討論してください。
  • インターネットやSNSは利便性が高く、正しく安全に使用すれば便利なものですが、一方で、若者が犯罪やトラブルに巻き込まれるケースは少なくありません。若者のインターネット利用によるトラブル防止には、どのような取組みが有効か、グループ内で討論してください。
  • 近年、男性による育児休業の取得率は上昇傾向にありますが、女性の取得率と比較すると依然として低い水準にあります。今後、本県において男性の育児休業の取得を推進するには、どのような取組みが有効であるか、グループ内で討論してください。

【2019年】

  • IR整備法(特定複合観光施設区域整備法)が成立し、「カジノを含む統合型リゾート施設」の整備が可能となりました。そこで、本県に統合型リゾート施設を整備する場合の影響について整理し、その是非についてグループ内で討論してください。
  • 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられましたが、若者の投票率は低下しています。そこで、若者に政治や選挙に興味を持ってもらうための県主催のイベントを行うことにしました。ターゲットは10~20代とします。その内容について、グループ内で討論してください。
  • 県内の就職を希望する高校生の約40%、大学生の約55%が卒業後、県外で就職しています。熊本で就職してもらうためには、どのような課題があり、県としてどのような取組が必要と考えられるか、グループ内で討論してください。
  • 熊本県はラグビーワールドカップの開催地の一つに選ばれています。そこで、試合当日の観戦者の満足度を開催地の中で一番にするために、県としてどのような取組が必要か、グループ内で討論してください。
  • 五十歳時未婚率の上昇を受け、県主催の婚活プロジェクトを行うことになりました。ターゲットは20~30代とし、実施時期は夏季(6~8月)とします。その内容について、グループ内で討論してください。
  • 国連が発表した世界幸福度ランキング2019で日本は58位となりました。どのような政策を行うことで幸福度ランキングが上昇すると思うか、グループ内で討論してください。
  • 昨年11月に人気漫画ワンピースのルフィ像が県庁プロムナードに設置され、仲間の8体のキャラクターについても、県内市町村に設置される予定となっています。設置による集客効果を最大限にするために、県としてどのような取組が考えられるか、グループ内で討論してください。
  • 熊本城は地震により大きな被害を受けましたが、その復興の過程を見たいという観光客も多くいます。そのような観光客に熊本を訪れてもらうために、復興をテーマにした県主催のイベントを行うことにします。どのようなイベントが考えられるか、グループ内で討論してください。
  • 県内でも空き家について課題となっていますが、空き家を地域の資源と考え、利活用するためにはどのような取組が考えられるか。また、県として、どのような支援策が考えられるか、グループ内で討論してください。
  • 少子高齢化により、労働力人口が減少してきていることから、労働力を維持するための方策として、外国人労働者の雇用が考えられます。そこで、外国人とともに働き、地域で生活していくうえでの課題を整理し、県としてどのような対策が考えられるか、グループ内で討論してください。
  • 近年、児童虐待による死亡事例などが発生しています。児童虐待を減少させるためには、県としてどのような取組が必要と考えられるか、グループ内で討論してください。
  • 今年1月、熊本県では、若者の県内就職や定着等の方策の一つとして、県内企業等と協力して、県内の中小企業にUターン就職する若者の奨学金返還等を支援する制度を創設しました。県として他に考えられる若者の県内就職や定着等の方策について、グループ内で討論してください。

【2018年】

  • 県庁の若手職員によるプロジェクトチームが設置され、皆さんが、そのメンバーに選ばれました。皆さんに与えられた次の課題について、グループ内で討論してください。「今月、天草市の﨑津集落を含む『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』が世界文化遺産として正式に登録され、今後、本県でも観光客の増加が見込まれる。世界文化遺産登録による観光客の増加を一時的なものではなく、継続的なものにしていくためには、どのような取組(SNSやホームページでの情報発信を除く。)が考えられるか。」
  • 皆さんは、若手職員の有志でつくる勉強会に参加しました。今回の勉強会では、次のテーマについて話し合うこととなりました。皆さんで自由に考えてください。「共働き夫婦の家庭において、配偶者の長時間労働や単身赴任等による不在で、家事も育児も一人でこなさなくてはならない状態が社会問題となっている。このような社会問題となっている背景や課題を整理し、課題を解決するためには、どのような取組が考えられるか。」
  • 皆さんは、首都圏で開催される「地方への移住相談会」に出席し、熊本県をPRすることとなりました。地方への移住を考えている30~40歳代の参加者に、熊本県を選んでいただくために、本県の魅力を整理し、県としてどのような方法でPRするか、グループ内で討論してください。
  • 県庁の若手職員によるプロジェクトチームが設置され、皆さんが、そのメンバーに選ばれました。皆さんに与えられた次の課題について、グループ内で討論してください。「『生涯スポーツ社会』の実現を目指し、子どもから大人までが楽しめるスポーツイベントを開催することとなった。どのようなイベントの企画が考えられるか。」
  • 皆さんは、若手職員の有志でつくる勉強会に参加しました。今回の勉強会では、次のテーマについて話し合うこととなりました。皆さんで自由に考えてください。「子育てに負担を感じている人が多いことが少子化の要因の一つとも言われている。そこで、子育てを負担に感じず、『子育てが楽しい』と感じる県民の割合を向上させるためには、どのような取組が考えられるか。」
  • 今後の大規模災害に備え、熊本地震の記憶や経験、教訓を次の世代に伝えていくためには、県としてどのような取組が必要と考えられるか、グループ内で討論してください。
  • 県庁の若手職員によるプロジェクトチームが設置され、皆さんが、そのメンバーに選ばれました。皆さんに与えられた次の課題について、グループ内で討論してください。「本県への修学旅行を誘致するため、旅行会社とタイアップして、県外の学校の教職員を対象としたモニターバスツアーを企画することとなった。多くの学校から本県を選んでもらうために、どのような企画が考えられるか。」
  • 皆さんは、若手職員の有志でつくる勉強会に参加しました。今回の勉強会では、次のテーマについて話し合うこととなりました。皆さんで自由に考えてください。「少子高齢化により、労働力人口が減少してきていることから、労働力を維持していくために、女性、高齢者、外国人など多様な人材の活用に加え、AI『人工知能』の活用が期待されている。AIのどのような活用が考えられるか。」
  • 熊本県では、2019年にラグビーワールドカップや女子ハンドボール世界選手権の開催が予定され、多くの外国人が訪れることが見込まれます。熊本を訪れる外国人のために、県として、どのような準備が必要と考えられるか、グループ内で討論してください。
  • 県庁の若手職員によるプロジェクトチームが設置され、皆さんが、そのメンバーに選ばれました。皆さんに与えられた次の課題について、グループ内で討論してください。「熊本県オリジナルの水稲新品種『くまさんの輝き』が、今年、本格デビューの予定。認知度の向上及び消費拡大のためには、どのようなPR(SNSやホームページでの情報発信を除く。)が効果的と考えられるか。」
  • 皆さんは、若手職員の有志でつくる勉強会に参加しました。今回の勉強会では、次のテーマについて話し合うこととなりました。皆さんで自由に考えてください。「香川県の『うどん県』や大分県の『おんせん県』などのように、熊本県の魅力や特徴を踏まえた愛称をつけ、その愛称を使い、県としてどのようなPRをするか。」
  • 平成29年10月に熊本労働局が公表した「平成29年外国人雇用状況」では、本県の外国人労働者は7,743人で、過去最高を更新しており、今後も増え続けることが見込まれています。そこで、外国人労働者が増加している背景及び増加による課題を整理し、県としてどのような対策が必要か、グループ内で討論してください。
  • 県庁の若手職員によるプロジェクトチームが設置され、皆さんが、そのメンバーに選ばれました。皆さんに与えられた次の課題について、グループ内で討論してください。「県では、スポーツによる地域の活性化に取り組んでいるところであるが、Jリーグサッカークラブのロアッソ熊本が、『観客動員数日本一』を目標に掲げることとなった場合、この目標を達成するためには、県としてどのような支援が考えられるか。」
  • 皆さんは、若手職員の有志でつくる勉強会に参加しました。今回の勉強会では、次のテーマについて話し合うこととなりました。皆さんで自由に考えてください。「現在、『働き方改革』が議論されており、国や自治体、多くの企業などにおいて検討が進められているが、働きやすい職場とはどのような職場であると考えるか。」

【2017年】

  • 熊本地震で減少した旅行需要の回復を図るため、県内全域を対象としたキャンペーンを実施することになりました。ターゲットは家族連れの旅行客とし、実施時期は来年の8月とします。その内容について、皆さんで自由に考えてください。
  • 2019年に熊本県で開催されるラグビーワールドカップや女子ハンドボール世界選手権では、多くの観客や観光客が訪れることが見込まれます。事務局職員の立場になり、運営面での課題及び解決策を整理してください。
  • 熊本県を全国にPRするテレビコマーシャル(30秒)を作成することになりました。コンセプト、起用する人物、CM構成など、全国に注目される内容を皆さんで自由に考えてください。
  • 小学校低学年の児童に熊本県の魅力や歴史などを紹介するプレゼンテーションを行うことになりました。その内容について、皆さんで自由に考えてください。
  • 日本一住みたい都道府県コンテストが開催されることになりました。熊本県が日本一になるための取組みを皆さんで自由に考えてください。
  • 首都圏から移住を考えている人に熊本県を選んでもらうためには、熊本の魅力をどのようにPRしたらよいでしょうか。皆さんで自由に考えてください。
  • ソーシャルネットワークによる情報発信は、行政機関においても行われていますが、行政の場において今後どのような活用の広がりが考えられるでしょうか。皆さんで自由に考えてください。
  • 近年、就職活動について『売り手市場』と言われています。県外にいる方に熊本で就職(UIJターン就職)してもらうための取組みを皆さんで自由に考えてください。
  • 熊本県が品種改良したイチゴの新品種『ゆうべに』について、認知度向上のための取組みを皆さんで自由に考えてください。
  • 超高齢化社会において、生産年齢人口が減少する中、高齢者が培ってきた経験や能力を社会に活かしていくためには、どのような取組みが必要でしょうか。皆さんで自由に考えてください。
  • 男性の育児休業取得率を向上させるための取組みを皆さんで自由に考えてください。
  • 月末の金曜日に定時より早目に仕事を終え、日常よりも少し豊かな時間を過ごそうとする官民連携の取組み『プレミアムフライデー』がスタートしました。この取組みについて推進すべきか否か、グループ内で討論してください。
  • 男性の育児参加を促すため、日曜日に『イクメン講習会』を開催することになりました。県内の小学生や未就学児の父親の参加を100名程度見込んでいます。講習会の内容について、皆さんで自由に考えてください。

【2016年】

  • 過酷な労働を強いるブラック企業やブラックバイトが社会問題化していますが、このような状況を改善するためには、どのような対策が有効でしょうか。
  • 近年、本県の交通事故発生件数は減少傾向にありますが、依然として飲酒運転による交通事故は後を絶ちません。飲酒運転による交通事故から県民の暮らしを守るためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 熊本県への旅行者を増やすためには県の魅力をPRする必要がありますが、他県にはない熊本の強み・魅力としてどのようなものが考えられるでしょうか。また、それをPRするためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 県外の大学に進学し、卒業後、熊本に戻って就職(Uターン就職)する者を増やすためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 月に一度もコメを食べていない人が20代男性では約2割に上るなど、若者のコメ離れが顕著となっていますが、コメの消費拡大に向けてどのような取組が有効でしょうか。
  • 全国的には、いじめによる自殺が後を絶ちませんが、すべての子どもをいじめの被害者にも、加害者にも、傍観者にもさせないためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 熊本の豊かな農林水産物を県外でより多く消費してもらうためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 子どもが保育所に入所できなかった人の怒りが書き込まれたブログが国会で取り上げられるなど、待機児童の問題が大きな社会問題となっていますが、待機児童解消のためには、どのような対策が必要でしょうか。
  • 全国では、危険ドラッグに起因する事故や事件が発生していますが、これらを防ぎ、危険ドラッグによる被害をなくすためには、どのような対策が必要でしょうか。
  • 全国の新規大学卒業者の就職3年後の離職率が3年連続で30%を超えるなど、若年層の早期離職傾向が見られますが、早期離職者を減らすためには、どのような対策が必要でしょうか。
  • 公職選挙法の改正により、選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられましたが、実際に投票に行く若者を増やすためには、どのような取組が有効でしょうか。
  • 高齢化社会の進展により、今後、要介護者を支える介護職員の不足が懸念されていますが、この問題を解決するためには、どのような対策が必要でしょうか。
  • 働く女性が、希望に応じて十分に能力を発揮し、活躍するためには、どのような課題があり、どのような取組が必要でしょうか。
  • 2019年に、熊本県でラグビーワールドカップや女子ハンドボール世界選手権が開催されます。これを契機に、今後、外国人観光客の増加が見込まれますが、一時的ではなく、継続・発展的に外国人観光客を呼び込むには、どのような施策を実施したらよいでしょうか。
  • 朝早い時間に仕事を始め、早めに仕事を終える『朝型勤務』、『フレックスタイム制』、『テレワーク』など多様な働き方が求められていますが、これらの働き方を広める上で、どのような課題があり、その解決策としてどのような取組が考えられるでしょうか。
  • 熊本県では、県内で生産された農林水産物等を、より身近な地域で消費する「地産地消」を推進していますが、県民一人一人に地産地消を意識してもらい、実際の消費行動につなげるためには、どのような取組が必要でしょうか。

【2015年】

  • スマートフォンの普及により、ソーシャルメディアを「ほぼ毎日」利用している青少年の割合が8割にのぼっていますが、一方でソーシャルメディアを媒体とした犯罪の被害も多く発生しています。その対策として、どのような取組が必要でしょうか。
  • 選挙権年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が成立しましたが、若者の政治への関心を促すためには、どのような対策が考えられるでしょうか。
  • スマートフォンやパソコンに没頭する「インターネット依存」の中高生の割合は、大人の約4倍と言われていますが、中高生の「インターネット依存」にはどのような問題があり、その対策としてどのようなことが必要でしょうか。
  • 平均寿命と健康寿命との差が拡大した場合、医療費や社会保障費の負担の増大が懸念されますが、健康寿命を延伸するためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 熊本県においても空家対策が急務となっていますが、多くの空家が発生した場合、どのような課題があり、どのような対策が必要でしょうか。
  • 工芸、芸能、食など、伝統的に引き継がれてきた文化の継承者不足が問題となっていますが、次世代の担い手を育成するためには、どのような対策が必要でしょうか。
  • ラグビーワールドカップの熊本県での開催が決定し、今後、外国人観光客が多く来訪することが予想されます。これらの観光客と交流を図り、継続して交流を深めていくためには、どのような施策を実施したらよいでしょうか。
  • 全国で異常気象による災害が増加する中、災害に強い熊本県にするためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 熊本の宝である地下水を保全し、その恵みを将来にわたって享受できるようにするためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 働く女性の社会参画が加速化し、男女がともに個性と能力を十分に発揮することができる社会づくりを推進するためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 産業力強化の取組として企業誘致がありますが、熊本県に誘致を進めるためには、どのような魅力をアピールしていけばよいでしょうか。
  • 熊本県の生産農業所得は平成25年に九州1位となりましたが、全国的に農業の担い手が減少傾向にある中で、将来にわたり本県の農業を維持・発展させていくためには、どのような取組が必要でしょうか。
  • 少子高齢化や過疎化などに伴い、買物弱者が徐々に増加していると言われていますが、この問題を解決するためには、どのような対策が必要でしょうか。
  • 男女を問わず仕事と家庭生活のバランスがとれる環境づくりを進める観点から、職場における男性職員の育児参加の促進を図るためには、どのような対策が必要でしょうか。